梅雨の時期に入って、雨の日も増えてきましたね。
まだ本州が襲われている、という感覚は薄いかもしれませんが、台風のニュースも増えてきています。
今回は、そんな雨の時期の強い味方、マウンテンパーカーを紹介していこうと思います。
梅雨の時期の「カッパ」としてだけではなく、春や秋のアウターとしても活躍してくれるマウンテンパーカー。カッパとしてもウィンドブレーカーとしても、一枚持っていて損はない、便利なアイテムです。
さっそく見ていきましょう!
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お値打ちでも必要十分!便利なマウンテンパーカー
マウンテンパーカーは高価なものが多い
この記事を書くにあたって、マウンテンパーカーについてリサーチ・取材を進めていた筆者が、ひしひしと感じたことがあります。
マウンテンパーカーって、高いの多いな!!!
そうなんです。「定番!」とか「人気!」と呼ばれるようなマウンテンパーカーって、めちゃくちゃ高かったりするんですよ。
例えば、メーカー名をご存知の方も多いかもしれません、The North Face。
最初は「デザインもシンプルめで良いな〜」(ちなみにカラバリも豊富なようです)、と思いながら見ていたのですが、値段を見てびっくり。「え、5万近くすんの!?!?」
さらに、街で見かけて「かっこいいな〜!」と思っていた、アークテリクスというブランドの、こちらもどうやら「定番品」。
スマートで潔く無地、黒一色。すごくかっこいいんですけど、まさかの6万円超え。。
さすがに高すぎる。。。手が出ないどころじゃないんです。手も足も出ない。
こんな高いのばっかりだと、
「そもそもオレってマウンテンパーカーとか着る資格あんのかな…」
と不安になってしまいますよね。
高価な理由はちゃんとある。
そこで、もう少し詳しく調べてみると、上の2つをはじめとして、高価なマウンテンパーカーが高価である理由がわかってきました。
ざっくり言うと、「プロ用」と「アマチュア用」との違いみたいなものみたい。細かく言うと「ゴアテックス(Gore-Tex)」という生地だったり、水が浸みてこないような縫い合わせ方だったり、いろいろあるようですが、今回は「プロ用!」と「アマ用!」だけでとどめておきます。
ここで「プロ」とか「アマチュア」とか言うのは、ようは「ガチ登山者向け」と「なんちゃってアウトドア向け」との違いだと思ってください。
そりゃそうなんです。
※参考画像(zozo.jp)
「梅雨になってきたな〜。ちょっとしたカッパ代わりにマウンテンパーカーないかな〜」
って探し始めた我々と、
※参考画像(cyclestyle)
「今年の冬は八ヶ岳に登ろう。霧が峰や美ヶ原を経由して…」
とガチな登山計画を立てている方とが、同じものを着るなんてハナからおかしい話なんです。
ジャンル違いではありますが、街中をスーパーカーをブイブイいわせながら走っているみたいなものです。「サーキット行ってこい!」と思うこと、ないですか?笑 ちなみに筆者は車好きなので「おー、フェラーリやんけ」と喜んでいますが(苦笑) あんな感じです。
カッパ代わりのマウンテンパーカーは、高価なものである必要はない
つまり、梅雨のカッパ代わりにマウンテンパーカーを欲しがっている我々は、あくまで「アマチュア用」を使えば十分なんです。高価な「プロ用」を使っても、オーバースペックなわけです。スペック厨の方や、お財布に余裕がある(ありすぎる)方はもちろん、上にあげたようなプロ用を使ってくだされば良いです。筆者も、お財布に余裕があるならプロ用を買います。
「タウンユース」なんて言い方をしたりもしますが、大学やバイトに行ったり、ちょっと街中を散策したり、といった程度の使い方がほとんどな我々にとっては、そんなにハイスペックなものは必要ない。
※参考画像(zozo.jp)
何より、ロードバイクなどに乗っている方は別として、ほとんどの方は、カッパ代わりにマウンテンパーカーを着たからといって、傘をささなくなるわけではないですよね。ちゃんと傘をさすわけです。ガチな登山をしている時とは、状況が全く違います。
というわけで、もちろんスペックは高いに越したことはありませんが、日常のカッパ代わりのマウンテンパーカーは、あくまでカッパとしての役割を上手に果たしてくれるなら、安価なものでも十分です。
というわけで以下では、日常のカッパ代わりになる程度のスペックと、お値打ちさに焦点を絞りながら、オススメのマウンテンパーカーを紹介していこうと思います。
オススメのマウンテンパーカー紹介
ユニクロ
まずは我らがユニクロ。ユニクロには「ブロックテックパーカ」という商品名で、カッパ代わりになるマウンテンパーカーが販売されています。
※参考画像(UNIQLO公式オンラインストア)
カラバリはグレー・黒・赤・青・紺の5色。価格は¥5,990(+ 消費税) (2018年6月現在)と今回紹介する中でも最もお値打ちな部類に入ります。
デザインもユニクロらしく無地単色で、よほどのことがなければ人と被っても気づかれないレベル。
機能に関しても、日常のカッパや春秋のアウターとしては十分なスペックを持っているので、何も心配いりません。
最初の紹介ではありますが、超オススメ。
公式オンラインストアはこちら→ UNIQLO公式オンラインストア
無印良品
お次は無印。ユニクロのブロックテックも十分にお値打ちでしたが、こちらは今回紹介するものの中で一番安い。
※参考画像(lohaco)
カラーは黒のみですが、価格はなんと¥3,995(税込)!!
撥水素材ながら、ストレッチで着心地も柔らかい。さらに縫い目の裏に防水テープを貼ってあったり、止水ジッパーを使ったりと、こちらも機能的には十分です。
お財布にあまり余裕がない方は、無印(あるいはユニクロ)でマウンテンパーカーをゲットしてしまいましょう!
ちなみに、無印は公式オンラインストアもありますが、筆者的にはLOHACOでの購入がオススメ。Tポイントも貯まりますし、¥1,900以上の購入で送料も無料になります。
LOHACO by Yahoo & ASKUL はこちら ↓
また、無印良品のファッションアイテムに関しては、特集記事を書いたことがあるので、そちらもよければ参考にしてください。
green label relaxing
前に書いたショップ・ブランド紹介記事の中でも話題にした、グリーンレーベルから。(ショップ・ブランド紹介の記事はこちら ↓ )
グリーンレーベルは自社ブランドの製品だけでなく、様々なブランド・メーカーの商品を扱う「セレクトショップ」です。なので紹介するのもグリーンレーベルの自社ブランドのものだけでもありませんが、すべてグリーンレーベルのオンラインショップで探したので、以下のサイトから購入することができます ↓
[パタゴニア] ★patagonia/25 TORRENT/S ジャケット(リンクは画像をクリック)
こちらはアメリカのアウトドア用品メーカー、パタゴニアのジャケット。
色は「オレンジ」ですが、比較的茶色に近い、落ち着いた色味なので「キレイめ」コーデを壊してしまうようなことはないでしょう。
機能的にも、さすがアウトドア用品メーカーだけあって、タウンユースにはまったく問題ナシ。
「モノトーンだけでなくカラーを攻めてみようかな」という方は、ぜひ検討してみてください!
別注 [カリマー] SC karrimor GLR TRITON/L JK トライトンライトジャケット(リンクは画像をクリック)
こちらはイギリスのメーカーですね。カリマー。
シンプルに真っ黒です。ジッパーの取っ手に水色が挿し色になっていて遊び心が見て取れますね。
もちろん機能的にも、止水ジッパーを搭載など、カッパ代わりとしては十分。
落ち着いたブラックを求めている方にとっては、候補の筆頭になってくるのではないでしょうか。
CM WDG ストレッチハッスイ フード ブルゾン(リンクは画像をクリック)
こちらは帝人フロンティアのソロテックス(SOLOTEX®)という素材を使用したジャケット。
撥水機能に優れ、またストレッチ素材でもあるので、運動性能に優れただけでなく、サイズも細身のものを選びやすいアイテムです。
たたんでフードで包むことで、コンパクトにバッグにしまうことも可能。特に梅雨時期は暑くなることもあるので、携帯性能は嬉しい機能ですね。
カラバリは黒とカーキ(オリーブ)の2色展開です。
MAMMUT
価格:20,412円 |
お次はスイスのアウトドア用品メーカー、マムートから。
真っ白のマウンテンパーカーはあまり見かけないので、差別化を図りたい方にはオススメ。
機能面は今回紹介する中では屈指のレベル。「なんちゃってプロ用」くらいのイメージを抱いても良いと思います。
絞りの効いたスリムフィット仕様なので、すっきりとしたシルエット作りにも役立ってくれるでしょう。
MILLET
【10%OFF!】ミレー ジャケット マウンテンパーカー MILLET MIV01537 BIONNASSY STRETCH JKT ビオナセ ストレッチ ジャケット レインウェア 価格:17,496円 |
こちらはフランスのアウトドア用品メーカー。これでミレーと読みます。
袖が長めで、親指を通せるホールが付いているので、手の甲くらいまではカッパで守ってくれるのが特徴。
ロードバイクなど、雨でも自転車で通勤・通学する方は手が滑るのも防ぎたいでしょうから、この機能は嬉しいはずです。
カラバリは黒・ベージュ・ブルー・スカイブルーの4色。スカイブルーは一枚で印象がガラッと変わると思いますが、その他3色は比較的落ち着いた雰囲気を出せると思います。
CHUMS
CHUMS TOPAZ 2.5 L RAIN JACKET II 全3色 チャムス トパズ2.5レイヤーレインジャケット 2 マウンテンパーカー シェル アノラック CH04-1036 価格:14,364円 |
「カッパくらいカジュアルなもの着てもいいんじゃない?」という方にはチャムスがオススメ。
比較的カジュアルで、カラフルなデザインのアイテムが多いアウトドアメーカーです。
このジャケットは止水ジッパーなど、カッパとしての機能は十分に果たしつつ、3色使い(ブルー・グリーン・イエローなど)のカラーリングなど、見た目のポップさも特徴です。
雨のときは気分も服装も暗くなってしまいがちですが、こんなマウンテンパーカーがあれば陽気な気分で出かけることができそうですね!
CHUMS Anasazi 2-Layer Rain Jacket
Mont-bell
モンベル ノマド パーカ Men’s #1106572【CP】 価格:13,824円 |
ご存知ない方も多いかもしれませんが、れっきとした日本のメーカー、モンベル。
今回紹介するのは、名前がオシャレな「ノマドパーカー」。
デザインは良くも悪くもシンプルですね。胸ポケットがあり、ジッパー部分にカラーが振ってあるものの、基本は一色無地のシンプルデザイン。
ストレッチ性に優れた素材で、動きやすいのも特徴。サイズ選びをタイト・細めにしておきたい初心者の方には嬉しいポイントですね。
最後に
今回は、日常使い・タウンユースに最適なマウンテンパーカーを紹介してきました。
マウンテンパーカーを探していると、どうしても高価なものが目につきますが、最初からいきなり何万円も投資するのは不安が大きいですよね。
まずは日常使いに十分な機能を備えていて、さらに安価なアイテムを選んでみる。→ 必要であれば、高価な「プロ用」に手を伸ばす。こんな感じで十分です。実際筆者はいまだに「アマチュア用」で満足しています。
自分にとっていま必要な機能を見極めつつ、お財布とも相談して、最適なマウンテンパーカーをゲットしてくださいね!