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無印良品の「ヤク混ウールカーディガン」を購入したのでレビュー。

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このサイトでも度々紹介していますし、ご存知ない方は少ないでしょう。無印良品。先日、その無印良品で定期的に開催される無印良品週間(手っ取り早く言えばセール期間)で、「ヤク混ウールカーディガン ダークモカブラウン」を購入して、何度か着てみました。

一言で表現してしまうとすれば、

目立たないからこそ気兼ねなく使える、冬の相棒。

早速見ていきましょう。

ヤク混ウールカーディガンのポイント

* 少しふわふわとした柔らかいデザイン。

* 柔らかいけど動きやすい。そして何よりもあたたかい

* 思ってたよりもチクチクしない

* 落ち着いた色なのに意外に見かけない。ヤクの原毛そのままの色を活かして作られた絶妙なブラウンカラー(ダークモカブラウンカラー限定)。

ヤクウール?

何か聞いたことあるような気もするけど、実はあまり分かっていなかったりする、「ヤク」。

筆者もあんまりよくわかっていないままに購入したので、記事を書くにあたって調べてみました。

参考画像(shokay.jp)

ヤクは、チベットやインド、パキスタンの高山地帯、標高4000 ~ 6000mの草原やツンドラ、岩場などに生息する、ウシの仲間。2000年以上も前から、高山地帯に生活する人々のライフラインとして、活躍してきました。

ウシの仲間ですからね。肉は食料として、乳は飲み物として、糞は燃料として、そして毛は衣料として。もちろん画像にあるように、人を乗せたり、荷物を運ぶ役割も。

このように高山地帯の人々の生活を支えるヤク。マイナス20度にもなる極寒と雪・氷の地で生活する彼らの毛は、他のウール素材と比べて、保温性に優れ、またしなやかで動きを制限しないのが特徴。

寒い冬の時期にもってこいな特徴を備えたヤクウール。無印良品では、ヤクウールの配合率が50%のもの(ヤクウールセーターなど)、30%のもの(ヤクウールセーターなど)、そして15%のもの(ヤク入りウールセーターなど)の三種類で、ウールアイテムを展開しています。

参考画像(muji.com)

無印良品ヤクウールのこだわり

* あくまでヤクの立場になって。刈り取るのではなく、生え変わりの時期に手作業で採取。

* 不揃いな毛も無駄にはせずに。細い毛と太い毛をしっかりと使い分けたアイテム展開。

そのままの色を活かして。 原毛そのものの色味を残した「ダークモカブラウン」カラー。

* メリノウールとの混合によって。チクチクしにくい、なめらかな手触りを実現。

* 無駄な装飾を一切しない。シンプルで飽きのこない普遍的なデザイン。

実は、これが欲しかった。

参考画像(muji.net)

今回購入したのは「ヤク混ウールカーディガン」です。でも実は、個人的に「これが欲しい!」と思っていたアイテムではありませんでした。

上の「すべての毛に、ヤクわりがある。」というキャッチコピーの画像にも使われていた、「ヤク入りウール畦編みモックネックセーター」というセーターです。

無印良品のホームページで一目見たときから、「これだ!!」と思っていたんです。まさしく、一目惚れ状態。

しかし、意気揚々とネットショップで探したところ、まさかの事態が。写真のモデルさんが女性であることからもおわかりかもしれません。そう、まさかの、レディースのみの展開。

万が一、無印良品の関係者の方がこの記事を読まれるようなことがあれば、ぜひぜひご一考いただきたい。メンズも展開して!!

「しゃーなし」で購入したはずだったのに。

というわけで、購入したのはこれ。

家でiPhoneで撮影した写真だと、少し色味が伝わりにくいかもしれません。「グレー」っぽく見えるかもしれませんが、色としては「ダークモカブラウン」という茶色です。

無印良品のファッションアイテム全てに言えることですが、ロゴマークもプリントも何も無い。すべてを削ぎ落とした引き算デザイン。写真は畳んだ状態ですが、もちろん、見えていない部分に装飾があったりはしません。

極限まで「何の変哲もない」を追求した、シンプルイズベストなカーディガン。良いんです、これで。良いんです、これが。

良い意味でも悪い意味でも、「やっぱりこういう感じだよね」という予想を裏切らないデザインですよね。

逆に言えば、何も無いが故に、中に着るシャツが白シャツでも、色のついたシャツでも、チェックシャツでも、臨機応変に対応してくれる、頼れるヤツです。

ボタンと袖はこんな感じ。ボタンは同じサイズ・素材のものが6つ並んでいます。袖(と裾)はリブになっていて、気持ち細くなっています。スッキリ着ることができますね。

あと、試着してみた時に気付いたのですが、このカーディガン、非常に袖が長い。筆者は腕が長い方で、「袖以外が適正サイズでも、袖の長さだけが足りない」となる服が多いのですが、このカーディガンは、その筆者でも萌え袖ができちゃうくらいの長さでした。

基本的にはシャツに合わせる着方がメインになりそう。

もう少し寄って拡大してみると、こんな風合い。風合いとしては、そこまでザックリとした編み目の荒い(ローゲージの)カーディガンではないですが、少しふわふわ感もあります。

ただ、まったくチクチクしないかというとそういうわけでもないので、インナーに薄いものを着るのはあまり適さないかもしれません。

参考画像(muji.net)

これは無印良品のオンラインショップの写真ですが、こういった感じでシャツに合わせたスタイルが、見た目としてもチクチク感防止の意味でも最適だと言って良いと思います。

まとめ:必要十分でいて、ブラウンカラーが新鮮。持っていて損はない一枚。

というわけで、無印良品の「ヤク混ウールカーディガン (ダークモカブラウン)」を紹介してきました。

モノが良いセーターはどうしても高価になりがち。その点で、¥5,000 台で購入可能なこのカーディガンは、お財布にも優しいアイテムです。

デザインや機能、価格の3点を満足させてくれるという意味で、「必要十分」と言う価値のあるカーディガンだと思います。

※ 筆者が購入した「ダークモカブラウン」カラーの展開は見当たりませんでしたが、グレー・ダークグレー・ダークネイビーの3色については、以下の商品リンクで、(LOHACO経由で)購入が可能です。

商品リンク

無印良品 ヤク混ウールカーディガン