シェアする

大学新生活のために、必要なモノ、いらないモノ、急がなくて良いモノをまとめてみた。【26選】

スポンサーリンク

新しく大学に入学したみなさん、あるいは大学で新しい年度を迎えようとしているみなさんに向けて、新生活・新年度に向けて揃えておきたい、様々なモノを紹介します。

項目別に読む

4月からの新生活に向けて。

新生活に必要なモノの記事は、簡単に見つかる。

多くの大学の合格発表が終わり、4月から大学生!という方が街にたくさん見られるような季節になってきましたね。また、4月から新しい年度を迎えて、学年が一つ上がったり、大学院に進学したりする方もおられることと思います。

今回はそんな新生活、あるいは新年度の生活に向けて、大学生の一人暮らしのための準備としての買いものをテーマにしたいと思います。

とはいえ、少し検索をかければ、「一人暮らしのために買っておくべきもの!」といったテーマの記事はたくさん見つかるでしょう。

そこでこの記事では、「こんなものがおすすめだよ〜」という書き方はあえてやめて、

  • 意外と無くても大丈夫なもの、今買うのは止めておいたほうが良いもの
  • あると嬉しいもの
  • あると嬉しいけど、急がなくても良いもの
  • 絶対必要なもの

という項目を設定し、筆者の独断と偏見でそれぞれの項目に入りそうなものを紹介していきたいと思います。

新生活のための「モノ」紹介

意外と無くても大丈夫なモノ、今買うのはやめておいた方が良いモノ6選!

ロフト付きベッド

まずは、「意外と無くても大丈夫 or 今買うのはやめた方が良いモノ」。

新入学に向けて、新しく一人暮らしを始めるという方も多いことと思います。それに必須なのが、家具・家電選びですよね。

というわけで最初の「やめとけ」アイテムはロフトベッドです。

ロフトベッドをやめておいた方が良いのは、ひとえに一人しか寝られないから

もちろん「一人」暮らしなので、自分が寝るということを最優先に考えればそれで良いわけですが、これから大学生になって、友人とかサークルの仲間が家に遊びにくることも、出てくるかもしれませんよね。もちろん、恋人についても同じことが言えます。

そんなとき、

  • 友人が遊びにきた時には、ソファがわりに何人かベッドに座る
  • 恋人と良い雰囲気になったら…

などなど、「一人しか寝られない」とか「ロフト形式でベッドが足元に無い」というのは、なかなかに制約の大きいもの。

もちろん、ロフトベッドにはロフトの下にTVを置いたり、デスクスペースを作ったりできる、というメリットもあります。部屋があまり広くない方はよけいにそのメリットに注目しがちだと思います。

しかし、せっかく恋人ができたのに、家で良い雰囲気になれないとしたら、それはとても寂しいことではないですか…??

筆者のオススメとしては、「収納つきベッド」とか、「パイプベッドの下に衣装ケースを置いてファッションアイテムを収納」というのがオススメ。

イメージとしてはこんな感じですね。

特にベッド下にある程度洋服を収納できれば、クローゼットにも余裕が出てきやすいのでオススメです。

本棚代わりのカラーボックス

次は、カラーボックスについて。

カラーボックスは、ニトリやIKEAといった比較的お値打ちな家具屋さんに限らず、安いものだと¥1,000くらいで手に入れられる、とても便利な棚です。

同じサイズのカゴやボックスを使って、引き出しのように使用することもできます。靴下とか下着だったり、薬局で揃えるような細々としたものをまとめておいたり、使い方は本当にさまざまです。

ただ、大学生・大学院生と、学生生活を長く送ってきている筆者は、声を大にして言いたい。

カラーボックスを本棚にするのはやめておこう!!

というのも、本って実はとっても重いんです。

特にこれから大学生になる新1年生(新1回生)には伝えておきたい。

教科書、意外に多いよ!

もちろんこれは、進学する学部や学科によるのかもしれません。

それでも、ほとんどの学生さんが第二外国語を学び始めるでしょうし、それにともなって辞書や単語帳を購入することになるでしょう。

また、これまで高校生活を制服や部活着(ジャージとか)で過ごしてきて、「あんまり私服持ってないし、これからファッションもちょっと勉強しないとな…」と思っている方は、雑誌なんかを購入したりもするはず。知ってます?雑誌って意外に重いんですよ。

そしてそんな重たい本をカラーボックスに入れると…高確率で、板が反ってきます。要は、金具のある端っこの部分はそのままの高さを保てますが、真ん中あたりがへこんできてしまうんですね。

筆者も、友達の部屋に遊びに行ってみたら、カラーボックスの板が反ってしまっている、というのを目撃したことが何度かあります。そこまでたくさんの本があったわけではありませんでしたが、それでも板がベコって反ってしまっていました。もちろん、決して格好の良いものではないですよね。

もちろん最近はKindleをはじめとする電子書籍もありますし、教科書や研究書を電子化できる機会も増えていると思います。雑誌もそうですね。

でも、語学の試験とかって、けっこう「紙の辞書のみ持ち込み可」みたいな試験が多かったような気もします。そうなると、本の中でも1番重い辞書を、結局のところ手もとに持っていなければならない、みたいなこともあると思います。

筆者のオススメは、こんな感じのメタルラック。金属製なだけあって、合板のカラーボックスより断然長持ちします。

特に本をある程度以上に部屋に持ちたいな〜と思っている読書好きの方は、カラーボックスではなく、ちゃんとした本棚やメタルラックを購入することをオススメします。

大学生協オススメのパソコン

お次はガジェットというか、コンピューターの話。

最近は「パソコンを持たず、スマホで全てを片付ける大学生」という話も耳にはしますが、正直言ってあまり現実的ではありません

レポートを書いたり、授業の配布資料を閲覧したり、あるいはyoutubeをみたり、ネットサーフィンをしたり。

もちろんある程度はスマホでもできますが、Office系のソフトなどはやはりコンピューターの方が勝手が良いですよね。

そこで問題になるのが、ここで紹介する大学生協のパソコン

もちろん、修理保証をはじめとした保証がついていたり、あらかじめOffice系のソフトやウイルス対策ソフトが入っていたりして、初心者の方には安心かもしれません。

ただ、生協のパソコンは、

  • スペックに対して価格がやや割高なことが多い
  • 最初から入っているソフトが趣味などでのコンピューター生活を邪魔することがある
  • ブツとして、重たいものが多い

など、さまざまなデメリットも同時に抱えています。

新しいコンピューターを親御さんに揃えてもらったり、少なくとも援助してもらったりという方も多いと思います。そうなると、特にあまりパソコンに詳しくない親御さんなどからは、「生協のパソコンなら安心じゃない?」という意見をもらうこともあるでしょう。

ただ、同じ価格・同じような安心感という点で言うと、必ずしも大学生協にこだわる必要はありません

ヨドバシカメラやビックカメラといった大手家電量販店などでも、保証は十分にしてもらえますし、例えばMacBookなどであれば、Apple Care+ といったメーカー保証があったりもします。

筆者は現在、MacBook Proを使用していますが、将来進学を希望している研究室の制約として、Windowsマシンの方が良かったり、といった場合もあると思います。

Windowsマシンなら、最近はSurfaceを持っている方が多そうですね。筆者はそんなことはありませんでしたが、OSレベルで使用できるアプリケーション・機能が違うので、研究の方向性とともに持つべきマシンが違ってくる、ということも十分にあり得ます。

そういった制約があることを考慮に入れる必要もありますし、思い切って、少しコンピューターを買うのも待ってしまうというのも手かもしれません。多くの大学では、図書館などで共用のコンピューターを使うこともできますしね。

もし「Macに興味があるよ!新入学だけどまだコンピューター買ってないよ!」という方は、以下の動画を見てみると良いと思います。

この@KICSさんというYoutuberは、MacやiPadなどのApple製品をはじめ、さまざまなガジェット・アプリなどを紹介しておられるので、チャンネル登録などをして定期的にチェックすると有益な情報が得られると思います。

また、ラップトップ(ノートパソコン)だけでなく、ノートテイクなどを見越してiPad等を狙っている方もおられるかもしれませんね。

そんな方にはこちらの方がオススメ。

この@DRESS CODE/平岡雄太さんは、DRESS CODEというブログの運営者でもあるYoutuberで、iPadやiPadアプリに関するさまざまな情報をはじめ、ファッションに関する記事・動画なども配信しておられるので、要チェックですね!

パソコンデスク

続いては、パソコンデスク。これは筆者の体験ではありませんが、今回の記事を書こうと思って友達などに話を聞いたところ、複数の「これはミスった!」という声がありました。

まず、一人暮らしを始める時に「デスクを置くかどうか」に迷われる方も多いでしょう。これについては、

  • 家で勉強・研究をするならしっかりしたものがあったほうが良い

という答えになると思います。

「コタツを買う予定だから、そこで座って勉強すればいいかな?」と思っている方。腰を痛める可能性が高いですよ。。。

家で勉強や作業をするつもりであれば、なるべくしっかりしたデスクがあった方が良いですし、コタツやパソコンデスクなどでどうにかしようと思っていた友達も、「結局家では勉強できずにカフェや図書館でやってるな〜」ということだそうです。

パソコンデスクのデメリットは、パソコンを置いたら残りスペースが少なすぎるという点。上にも書きましたが、語学であれば辞書とか教科書とかノートとか、いろいろなものを一度に参照する必要が出てきたりします。そんなときには、やはりパソコンデスクのような机だとスペースが足りないわけですね。

もちろんプリンターを頭の上に置けたり、配線が管理しやすかったりとメリットが無いわけではありませんが、大学生の勉強や研究という意味では、デメリットが大きく響くようです。

デスクを部屋に置こうと思っている方は、できる限りしっかりとスペースを取れるようなデスクを購入することをおすすめします。

パーティション

続いては、パーティション。「衝立(ついたて)」と言った方がイメージしやすい方もいるかもしれません。

部屋などのスペースを二つに区分して、「作業スペース+リラックススペース」とか「ベッドスペースと生活スペース」など、2部屋になったかのように扱うことのできる優れものです。

でも、これもオススメしません。

理由は簡単。大学生になって一人暮らしを始める時に、ほとんどの方が住むことになる部屋って、広くても8畳くらいなはず。要は部屋が狭すぎるんです。パーティションで区切るほどの広さはありません。

「パーティション」で画像などを検索してみればわかりますが、だだっ広いオフィスみたいなスペースでは大活躍です。ただ、8畳程度のワンルームや1Kでの活躍は、正直あまり期待できません。

これも「一度思い切って購入してみたけど、泣く泣く返品した」という友達がいました。いわく、「部屋が壁だらけになった…」だそうです。(苦笑

こんな悲しいことにならないためにも、とりあえずパーティションを買うのはしばらく待ってみましょう。どうしても!という気分になった場合には、部屋の広さやパーティションの大きさ、求める機能などをよく吟味してから購入することをおすすめします。

(これは微妙だけど) 掃除機

掃除機は、とっても微妙なところ。

筆者はほとんど使いませんでした。クイックルワイパーとコロコロで十分だったからです。

ただ、友達の中には「せめて2〜3日に1回は必ず掃除機かけてるよ」という友達もいれば、「ルンバ買った!」という友達もいました。

掃除機のデメリットとしては、思っていたより大きい感じがしがちなことと、意外に置き場所に困ること。

「クローゼットに置いとけば良くない?」という方もいるでしょう。

断言しておきます。クローゼットに掃除機を置いたら最後、掃除機は半年に1回しか使わなくなるぞ!

必要になったら買う、それまではクイックルワイパーとコロコロで頑張る、というのも一つの手ではあると思います。

あると嬉しいモノ6選!

気持ち大きめのテーブル

食事をする時のためのテーブルは、思っているよりも気持ち大きめのものを購入すると良いかもしれません。

というのは、1人のときはあまり関係ないんです。あんまり広いテーブルでなくても大丈夫。必要十分です。

ただ、友達や恋人が家に遊びに来たり、いわゆる「鍋パ」「タコパ」などをしようと思ったら、特に友達が複数人だったら…。テーブルが小さいと悲惨なことになります。

「オレはオタクだから家に友達なんか呼ばないよ」と思っている方は特に!大学は高校よりもかなり大規模なコミュニティです。高校までの部活動なんかよりも、もっともっと多様なサークルがあります。

趣味が合う友達だって、思っているよりもすぐにできます(断言)。そんな友達が家に遊びにくる未来だって、意外なまでにすぐ実現するものです。

そんな時に、「狭い…テーブル使いづらい…」ということにならないように、気持ち大きめのテーブルかな、ということを考えておくと良いと思います。

ビニール傘や真っ黒な傘ではない、傘

これは「あ〜!」と思われるかもしれません。

一目で自分のものだとわかる、傘。

上でも書きましたが、大学ってとっても大きなところです。それこそ1年生のときの授業なんて、同じ授業を同時に何百人もの人が受けに来たりもします。

そんなところに、ビニール傘や真っ黒の傘を持って行ったら、その日のうちに無くなります

「ビニール傘に所有権なんか無いな!」と断言するほどの人もいる始末。

そんな時に、悪目立ちをするような傘である必要はありませんが、ある程度柄が入った傘は、基本的には盗まれることはほとんどありません。盗む方だって、見つかるのは嫌でしょうし。

もちろん、ずっと手もとで管理できるような折り畳み傘を持っている、という方は無視してくださって構いませんが、これを機に、ちょっとオシャレな傘を購入してみるのも良いかもしれませんよ。

傘立て

続いても「傘」関連ですが、これは玄関グッズですね。

筆者としては予想外でしたが、「これは是非!」と友達から言われてリストアップしました。

これも、1人の時にはあんまり気にする必要はないと思います。もちろん傘立ては「傘の定位置」なので、あるに越したことはありませんが、1人の時にはあまり気にもしませんよね。ドアノブに引っ掛けておいたり、玄関に立てかけておけば十分です。

しかし、これも友達とか恋人が家に遊びに来た時には、重要な役割を果たしてくれます。

玄関って何より、「人を迎える場所」じゃないですか。その玄関に傘立てがちゃんとある、というのは、人を迎える場所に、ちゃんと心配りができているということでもあるんですね。

そういった「心配り」というのは、地味なところかもしれませんが、意外に生活習慣や性格、さらに言えば「その人の本性」が出てくるもの。

お付き合いなどを考える相手であれば、どうしてもそういった点を気にしがちですよね。

傘立て。地味なところではありますが、持っておいて損はないオススメのアイテムです。

玄関マット

続いては、同じく玄関グッズ。玄関マットです。

上で書いたのと同じような理由が一つですね。「人を迎える場所」「自分の部屋で最初に見られる場所」に心配りができていると、全体が引き締まって見える、という原理です。

そしてもう一つは、もっと利便性に振った理由。部屋に砂ぼこりが入ってきづらいという理由です。

これは本当に、クイックルワイパーをかけてみれば一目瞭然です。汚れ方が段違い。

特に掃除が苦手な人にはマストアイテムと言って良いでしょう。

落ち着いた私服用の革靴

お次はファッションアイテム。落ち着いた私服用の革靴を持っておくと、新生活がとっても彩りのあるものになります。

高校生活は、ローファーやスニーカーで過ごした方が多いと思います。あるいは野球部とかだったら、トレーニングシューズとか。

大学に入学すると、多くの方はいろんなイベントに参加されると思います。サークルの新歓コンパとか、お花見とか、そういったイベントが4月〜5月くらいにかけては目白押しです。今年(2020年)は新型コロナウイルスのせいでどうなるかちょっとわかりませんが…。

そんな時に、ちょっと落ち着いた感じの私服用の革靴を履いている人がいたら、「えっ、なんかオシャレ?」ってなること間違いなし。

ただ、気をつけて欲しいのは、革靴ならなんでも良いというわけではないというところ。

スーツに合わせていたら、こんなにかっこいい靴はなかなかないかもしれません。有名なオールデンの革靴。

2つの革靴の画像を見比べてもらえばわかる通り、「オンとオフ」がきっちり分かれていますよね。この見極めが重要。

革靴の履き方、オススメなどについては以下の記事が参考になると思います。

今回はスニーカー、サンダルと並んで「脱オタ」「脱ダサ」に欠かせない、革靴について見ていこうと思います。 スニーカーやサンダルについては、以...

シンプル・大人っぽい感じの服装

こちらもファッションについて。一つ前の革靴と同じ系統のアドバイスですが、落ち着いた印象の服装を何セットか持っていると重宝すると思います。

これはこのブログでも繰り返しお伝えしていることですが、「超オシャレ!」である必要はないんです。

なんなら、「ちょっとお坊ちゃんっぽくなっちゃうんじゃない?」と疑うくらいでOK。

購入するのは、筆者としてはそういったファッションアイテムを見つけやすくてお値段もお手頃な無印良品がオススメ。

今後どんな方向性をもってどんなファッションをするにしても、落ち着いた服装はどんな場面でも活躍してくれる万能選手。

せっかくの新生活。服装も一歩大人に近づいてみませんか?

あったら嬉しいけど、急いで買わなくても良いモノ6選!

コーヒーやお茶の、ちょっと良い設備

ここからは、「あったら嬉しいけど、急ぐ必要はなくて、アルバイト代などを貯めてじっくり揃えていくと良いもの」たちを紹介します。まず最初は、美味しいコーヒーを沸かす設備

具体的には、

  • コーヒーミル
  • ドリップ用のやかん・ケトル
  • ちょっとこだわったコーヒー豆
  • ちょっとこだわったカップ

です。もちろんコーヒーについてはこういった感じですが、紅茶派であったり、日本茶派であったり、お好きな飲み物に合わせて、適宜必要なモノは変わってくると思います。

「コーヒーブレイク」とはよく言ったもので、コーヒーとか(紅茶とか)、自分が満足できるような飲み物が手に届くところにあると、QOLが爆上がりします。

※この動画のmonograph/堀口英剛さんは、monographというブログも運営されています。新入生はもちろんのこと、本当に様々な「モノ」たちを紹介してくれるので、是非チェックしてみてください。

たかが休憩時間。されど休憩時間。少しこだわった器具を揃えると、大学生活にも良い風が吹き始めそうじゃないですか?


間接照明

続いても、家でのQOLを上げるモノ。間接照明です。

何となく「パリピが部屋に持っていそう…」とか、「部屋に間接照明とか置いてる人って身体目的じゃない…?」というようなイメージで敬遠されがちかもしれませんが、あるのと無いのとでは生活がガラッと変わります。

大学生、特に一人暮らしを始めた大学生って、夜更かしをしがちなんですよね。これまでは実家で暮らしていて、家族と同じようなリズムで生活をしていたけど、一人で暮らし始めたら、どうしても生活のリズムが夜型になりがちです。

遅くまでスマホ見たり、TV見たり、Amazon PrimeやHulu、Netflixでアニメ見たり…。

そういった「寝るはずの時間に寝ない」生活を送っていると、いざ「明日は朝早いぞ」というときに眠れない、という現象が起こります。

間接照明のポイントは、適度に暗いところ。そのせいで「スケベなこと考えてそう」と思われてしまうわけですが、その点はまあ仕方ありません。その「適度な暗さ」が、眠気を誘ってくれるというのが、間接照明がQOLを上げてくれる秘訣です。

もちろん「あったら嬉しいけど、急がなくても良いモノ」です。新生活の最初から必要だったり、急いで揃えたりする必要はありません。いろんなデザインもありますしね。

自分のファッションや部屋の雰囲気などがある程度落ち着いてきたら、導入を考えてみると良いかもしれません。

こだわりのカーテン

続いても、お部屋の雰囲気に関わるものですね。カーテン。

これは新生活をこれから始める方向け、というよりも「そろそろ部屋の雰囲気を良くしていきたいな」と思っている方向け、という感じですね。

部屋の雰囲気を大きく変えようと思った時には、できる限り大きなモノから取りかかるのがセオリーです。

例えば、ベッドカバーであったり、じゅうたん(ラグ)であったり。ほとんどの方が賃貸の部屋でしょうから、なかなか壁一面を大きくアレンジする、といったことは(不可能でこそないかもしれませんが)なかなか難易度が高いですよね。

そういった時に、部屋の雰囲気を大きく変えてくれるアイテムとして、カーテンがオススメ。

最近は「遮光」だけでなく「遮音」「遮熱」といった機能も加わってきていますし、もちろんデザインは数えきれないほどあります。

筆者も、部屋のカーテンを「遮熱」にしてみたら、冷暖房にかかるコスト(要は電気代)が少し安くなったり、と予想外なお役立ちになっていたりもします。

「今のカーテンから変えるとしたら、どんな色・柄にしようかな?」と窓を見上げてみてみませんか?

ソファ

続いては「一人暮らしのインテリア」最大の難問とも言えるでしょう。ソファです。

とりあえず、ソファを置けるかどうか、スペースの確保ができるかどうかが命です。

家でしっかり勉強したい、そのためのスペースを確保したい、という方は、ソファーを置くのは無理だと思った方が良いと思います。筆者もそのタイプです。

デスクとソファはトレードオフ

ということは思っておいて良いでしょう。

ただ、ソファって憧れるんですよね。筆者もぜひお金持ちになって、ソファに座って美味しいコーヒーを飲みながら映画でも見たいものです。4Kだか5KだかのTVで。

日常の服装・しっかりしたバッグ

「日常の」というのは、大学やアルバイトに行くときの服装ですね。

これはもちろんある程度の服は必要ですが、自分好みのファッションを確立していくために、少し時間をかけると良いよ、という意味です。

自分のファッションって、少しずつ好みも変化していくものですし、もちろん流行などもどんどん移り変わっていきます。

そして新生活。4月からの服装を考えてみればすぐにわかることですが、これからしばらくは、どんどん薄着になっていくんですね。

こういったことを考慮すると、新生活を始める時に持っておくべき服装は、意外に少ないと言って良いでしょう。

例えば、ボトムスであれば、悪目立ちしないものが2本くらいあれば十分です。そんなに急いで、たくさん揃えようなどとしなくても、必要に応じて少しずつ拡張させればOK

バッグなどもそうですね。最悪、というか普通に、ユニクロとか無印良品のリュックでもぜんぜん大丈夫です。

急がず焦らず、ちょっとずつファッションも勉強しながら、ちょっとずつ服も増やしていきましょう。

空気清浄機・加湿器

「あると嬉しいけど、急がなくても良いもの」の最後はこれ。空気清浄機や加湿器です。

これは、場合によっては急いで購入する必要のある方もおられると思います。花粉症の症状が強い方とか。

ただ、そこまでのことでもないということなら、あまり急いで購入するのはオススメしません。

  • 意外にスペースを取る
  • 部屋の広さ、部屋の周りの環境(大通り沿いなのかどうか、とか)によって必要な機能が異なり、価格がけっこう違ってくる
  • 音が気になるものがある

こういった項目が、見極めを必要とする理由です。

こちらもある程度、自分の部屋や周りの環境をしっかりと把握してから購入すると良いでしょう。

見極めは必要ですが、空気清浄機や加湿器は、主に部屋のニオイ湿度(特に冬の時期の乾燥)に対して絶対の防御力を誇ります。

せっかく洋服はちゃんと洗ってるしお風呂にも入って自分は清潔なのに、お部屋のニオイのせいで遊びにきた相手をがっかりさせてしまうことのないよう、持っておけると嬉しい設備ですね。

これは絶対必要!!!なモノ8選!

簡単なサンダル数足

ここからは、「いいからとりあえず買っとけ!」なモノたちの紹介。まず最初は、簡単なサンダル、それも数足です。

本当に、スーパーの端っこで売ってるような、簡単でお安いものでいいんです。無いと本当に困ります。

必要になる瞬間としては、

  • ベランダに出るとき
  • ゴミ捨てとか近所のコンビニとかにサッと行くとき

あたり。

何よりも優先度が高いのがベランダです。自分一人の時でも必要ですし、自分の靴やサンダルが常に置いてある玄関とは違って、ベランダには基本的に、ベンランダ専用のサンダルを置いておきたいですよね。

逆にデザインやお値段はそれなりのものの方が良いです。ベランダということでホコリをかぶってしまいやすいですし、デザインを人に見られることもほぼありません。何より、そこまで頻繁に履くかというと、そうでもありませんしね。

また、玄関にも簡単なサンダルを一足常駐させておくと快適です。

自分がサッとどこかに行く時に履ける、というのももちろんですが、ちょっと想像してみてください。

恋人など、ハイヒールを履いている人が家に遊びに来てくれたとしましょう。そんな時に、「ちょっと近所のコンビニに行こうか」となること、結構ありますよね。

もちろん自分だけで行っても良いですが、例えば恋人と「なにかちょっとしたお酒でも飲む?」なんてことになったら。

もちろん「じゃあビールがいいな」とか「ほろよいのナントカ味で!」と頼まれて自分一人で行っても良いわけですが、自然な流れとしては「じゃあいっしょに行って飲みたいものをそれぞれ選ぼうか」ってなるじゃないですか。

思い出してください。相手はハイヒール。たかだかコンビニに行くのに、ハイヒールなんて履きたいと思います?

最近 #KuToo という「職場でハイヒールを強制するのはやめよう」という運動が広まっているほどのご時世です。

残念ながら筆者はハイヒールに足を通したこともありません(そもそもサイズ的に入りません)し、ハイヒールがどれくらい辛いものなのかもわかりません。でも、たぶんですけど、ある程度我慢して履いているんだと思うんです。ハイヒールを履く人って。

そんな時には、サッと「あ、このサンダル履いてくれたらいいよ」と声をかけたいじゃないですか。もちろんそのためには、せめて「イヤーなニオイがしない」程度には綺麗に履いておく必要がありますけど。

筆者としては、クロックスみたいなウレタン・ビニール系の素材のものがオススメです。ちょっと汚れたと思ったら、ジャブジャブ洗ってしまっても大丈夫ですし。

「恋人なんてできる予定ねーよ!」という方も、自分がコンビニ行く時に便利ですから、ぜひ玄関に一足、置いておきましょう。あともちろん、ベランダにも。

ある程度の防寒ファッション

上で「普段着は少しずつ揃えていけば良いよ」という内容のことを書きましたが、1つだけ急いで揃えておくと良いものがあります。それは防寒着

具体的には、少し暖かいかな、というような上着とか、薄めのマフラー・ストールみたいなものです。

これは新入生のほとんどが通る道だと思う(今年は新型コロナの影響が… (ry))のですが、4月、新歓の時期にはけっこう多くのサークル・部活動が「お花見イベント」を組んでいたりします。

気になっているジャンルのサークルの日程などをビラなどでちょっと調べてみてください。けっこうやっているはずです。

そしてこのお花見イベント、高確率で寒くなります

まあお花見の時期ってだいたいそうなんですよね。「花冷え」なんていう言葉があるくらいですから、舐めていると身体を冷やしてしまいます。

なので、防寒グッズを持っておいて損はありません。できれば、ストールとか薄いマフラーみたいなものをバッグに仕込んでおくと、周りで寒がっている人に膝掛けなどとして使ってもらうこともできます。もちろん「できれば」の範囲内ですが。ちょっとスマートでしょ?

蓋のあるゴミ箱

これは、特にこれまで家事をあんまりしてこなかった人はマジでマスト!黙って蓋付きのゴミ箱にしとけ!

家事って、面倒なんですよ。一人暮らしを始めて2週間くらいしたらきっと気づくと思いますが。

そして忘れがちになります。ゴミ捨て。通常は自治体(市とか区とか)レベルで指定された曜日があって、燃えるゴミは火曜日と金曜日、とかそんな感じで決まってます。

引越しの時にはどうしてもゴミがたくさん出ますし、45リットルくらいの大きなゴミ箱を買うものだと思うんです。そして、引っ越しが終わると意外なことに、そんなにたくさんゴミは出ない。

一人暮らしの男子が45リットルのゴミを出すのには、通常であれば1週間以上かかると思います。感覚ですが。

そうすると、「なんか袋がいっぱいになってないのにゴミ出すのもったいないな」とか思っちゃうんですよね。あるいは、単純に収集日の朝に出しておくのを忘れるか。

そうしてゴミは、少しずつ家に溜まっていきます。そして放ち始めるんですね、そう、悪臭を…。

一人暮らしの部屋なんて、たかだか1Kやワンルーム。狭い部屋には、悪臭はすぐに充満します。そしてそんな部屋に限って窓が1〜2つくらいしかないので、ニオイが抜けるのには時間がかかります。

これは家事をバンバンこなして、朝昼晩の3食を全部自分で料理して、なんていう人には縁がない話なのかもしれません。ただ、そういった人ほど、家に遊びに行くと、キッチンに置いてあるゴミ箱には蓋がついている、気がします。筆者の経験ですが。

「なんかダサい」気がしても、部屋じゅうが悪臭に包まれるよりはよほどマシです。黙って蓋付きのゴミ箱を揃えましょう。

物干し竿

これも重要。古典的ですが、物干し竿です。

これに関して言えば、「乾燥機付き斜めドラム洗濯機」という超絶セレブアイテムが手に入るのなら、全く必要はありませんが。まあ通常の大学生である限り、そんなものが手に入るならこの記事までたどり着いていないでしょう。

洗濯物の部屋干しは出来る限りやめた方が良いです。どうしたって、やめた方が良いです。

もちろん、洗濯して外に干そうと思ったら突然の雨が…なんてことになって、部屋の中に避難させるようなことはあると思います。それは仕方ない。

でも、常に部屋干し、というのは絶対にやめておくべきです。

最近は「部屋干しでも臭いません!」と歌う洗剤もあったりしますが、筆者の経験上、嘘です。(もちろん、「昔よりは臭わなくなった」ということなのだとは思いますが。)絶対に、どこか、ニオイがします。

部屋干しで臭いがするくらいなら、まだ「ベランダに干しっぱなしで雨に降られて、放っておいたらまた乾いた」の方がマシです。洗濯物が日焼けしそうですけど。

あと併せて、洗濯機が止まったら、できる限りすぐに干すということも心がけておきましょう。しばらく放っておいてしまうと、結局のところ部屋干しとあまり変わらないことになってしまいます。

ハンガーラックなど、上着を保管できる設備

これは部屋にクローゼットがあって、そこにハンガーがかけられる設備をそなえているのならば問題ないのですが…。

一人暮らしの部屋が少し古い物件だったりすると、クローゼットとは名ばかりの押し入れだった、なんていうことがけっこうあります。

そういった時に困るのが、ジャケットやコートの保管に困ること。上着類はどうしても、ハンガーにかけて保管しておきたいんです。

理由は、畳んでしまうとどうしても畳んだ跡がついてしまったり、不自然なシワができてしまったりするから。

ジャケットやコートはファッションの中でも、一番上というか、一番最初に目に入るものですよね。それに不自然なシワが入っていたりすると、とても目立ちます。

せっかく頑張ってアルバイト代をはたいて購入したジャケットやコートでも、シワが入っているだけで台無しです。「この人、自分の服の管理もろくにできない人なのかな」と思われてはたまりません。

よくファッション雑誌とか記事とかを読んでいると、清潔感が大事という話を目にしますよね。

その「清潔感」をぶち壊すと書いてある典型的なコメントは、「スーツのシャツがシワだらけ」というものです。どこかで目にしたこと、ありませんか?

シャツで「シワが!」と言われるのであれば、ジャケットやコートのシワが気にされることは言うまでもありません。これはぜひ避けたい。

クローゼット(という名の押し入れ)の中に突っ張り棒を張るでも良し、「コートラック」「コートかけ」などで検索してみるも良し。部屋のどこかに上着をかけておけるような設備を、ぜひそなえておきましょう。

衣類の防虫剤(タンスにゴンとか、ムシューダみたいなやつ)

これも衣類関連ですね。忘れがちな、タンス用・クローゼット用の防虫剤です。

上で書いたように、新生活の時期は、これから季節が夏に向かう時期。ただ、3月や4月にはまだ、多少寒い日があったりします。

そういった時期のために、セーターなどのあたたかい服装は少なくとも1〜2着は持っておいた方が良いですよね。ただ、季節を追うにつれてどんどん着なくなります。つまり、最初のちょっとだけ使って、しばらくずっとしまいっぱなしになるんですね、セーターやカーディガンって。

そんな時には必ず、衣類の防虫剤をいっしょに放り込んで管理しておきましょう。

うっかりそれを忘れてしまうと、高確率で虫食いに遭います

新生活を初めて少し、ちょっとだけ着て、そこから夏を終えて涼しくなるまで、しまいっぱなし。秋になって久しぶりに衣装ケースから取り出してみたら虫食いが…なんて目も当てられません。

だいたいの防虫剤は半年から1年くらいはもちます。あまり高い買い物でもないですし、スーパーなどでも手に入れられるものなので、ぜひ衣装ケースやクローゼットに入れておきましょう。

せめて二人分の晩ご飯に対応できる食器類

一人暮らしを始めようと思ったら、少なくとも最低限の食器を購入したり、実家で余ったものを持ってきたりすることになると思います。

そんな時に、ぜひ基準にしてほしいのが「二人分の晩ご飯がのるかどうか」。

一人暮らしなんだから一人分で十分じゃん、という思考はここまでこの記事を読んでくれている方には浮かばない…ですよね?

友達とか恋人とかが遊びにきた時に、二人分の食器があるとやっぱり「セット」というか、雰囲気の良い晩ご飯を楽しむことができます。

それに、(筆者はあまりありませんでしたが)家事に慣れていない間は、けっこうお皿を割ってしまうこともあるみたいです。

スペースの確保はある程度大変になるかもしれませんが、ぜひ「二人分の晩ご飯」に対応できる食器を確保しておきましょう。

薬局の細々したモノたち

最後は、これというわけではありませんが、薬局の細々したモノたち

これはちょっと、引っ越しの時のライフハックと言っても良いかもしれません。

引越しの時に、まず真っ先に行かねばならない場所、それが薬局です。

慣れていない方は「え、オレ健康だからあんまり薬とかいらないけど?」と思われるかもしれません。ですが、薬局って(薬はもちろんですが)薬以外のものもたくさんある、とても便利な場所なんです。

例えば、最近は新型コロナウイルスの影響で騒ぎにもなっている、トイレットペーパーやティッシュペーパー。あるいはトイレの消臭剤だったり、シャンプーやボディソープだったり。髭剃りだったり綿棒や爪切りだったり、ヘアワックスだって必要かもしれません。それに、上で書いた衣類の防虫剤だって、主として薬局に買いに行くモノです。

そういった細々とした生活必需品たちを買い揃えようと思ったら、薬局での支払いは間単に跳ね上がっていきます

新しく一人暮らしを始めようとして引っ越し作業をする場合、親御さんが引っ越しの手伝いなどに来てくださる場合がある程度多いと思います。筆者も大学生活を始めるとき、そうでした。

その時には、大きな荷物や家具の引き取りなどが終わったところで、まず薬局に行きましょう。そして、細々した必需品をあらかた揃えて、親御さんに支払いをお願いできると最高。

薬局にはある程度の食品も置いてあります。インスタントラーメンとか、面倒になった時の昼ごはんなんかに最適ですし、家にあると安心感が段違いです。「これ」といったモノではありませんが、細々したそういったモノたちを揃えておくのは、最低限のQOLを保つために必須のことと言って良いでしょう。

必要なモノと不必要なモノ、そして急ぐ必要のないモノ。しっかり見極めて新生活を豊かにしよう!

とっても長くなってしまいましたが、新生活を始めるにあたってのお買い物アドバイスを書いてきました。

初めての一人暮らしに向けて、不安と期待がごちゃまぜになって、ふわふわした気分になる方も多いと思います。

「なんか全部いる気がする…!!!」「でも全部買ってたら部屋がゴチャゴチャに…!!!」という気分。なかなか正確な判断が働かない場面もあると思います。

そんな時に。この記事があなたの新生活に少しでも役立つことを祈りつつ。

新生活、楽しんでいきましょう!