新型コロナウイルスの猛威がいまだ収まりを見せない、2020年5月。コロナウイルスと同じくらいに収まりを見せない物欲を、「今欲しいモノ」として紹介します。
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欲しいモノがこれまでと変わってきた、2020年春〜夏。
「大学に行く」という日常がやってこなかった2020年の新学期。
2月~3月ごろから、文字通りの「猛威」をふるい始めた新型コロナウイルス。その影響で、ほとんどの大学が4月からの通常日程での学期開講をあきらめ、大部分がオンラインでの授業ということになっていると思います。
分野によっては大学院生ともなると、研究室にこもって実験をするのがメイン、という方もおられなくはないでしょうが、いわゆる「文系」の大学院生である筆者は、研究室にも行かず、図書館にも行けず、家で研究をしつつ、オンラインの授業を受講するという日々が4月から始まりました。
筆者をふくめて、予定していたような大学やアルバイトに行く新生活を期待していた方々は残念に感じていることだと思います。
ファッションへの欲求が湧いてこない日常。
そして、「欲しいモノ」についても、例年のように大学に行く日常がやってこなかったことで、少し変化がみられました。
一番大きな点で言うと、服が欲しいという欲求がほとんどなくなってしまったんですね。
ずっと家にいて、オンライン授業を受けて、外出といえばスーパーとかコンビニくらい。
友達にも気になる人にも、直接会うことがない日常の中で、「オシャレをする」という欲求はなんとな〜く薄まっていきます。
もちろんファッションには「こんな服を着たい!」という自己満足的な側面があります。でもやっぱり、ファッションって一種のコミュニケーションツール。着た服を見せる相手もいないのに、オシャレをしようと思わないことは、不自然なことではないでしょう。
「道具」への欲求が高まってくる。
そんな「ずっと家にいて、授業も家のデスクで」という生活が日常になってくると、「そのために便利な道具」に対する欲求が高まってくることに気づきました。
特にオンライン授業を受けるツール、コンピューターに関わる、いわゆる「周辺機器」とか「ガジェット」にあたるモノたちへの欲求、ですね。
筆者の場合、2020年1月にiPad Pro 11inch. を購入したこともあって、年が明けたくらいから少しずつ、そういった「ガジェットモノ」に対するアンテナを伸ばし始めました。
そしてゴールデンウィーク。そういったガジェットモノに対する欲求がある程度かたまってきたので、今回、まとめて記事にしてみることにしました。
今欲しいモノは?
FUJIFILM X-T30
最初に欲しいモノは、富士フィルムのミラーレス一眼、X-T30。
これは「最近ガジェットへの欲求が」と言っても、けっこう前から欲しかったモノでもあります。
現在手持ちで、キャノンのEOS60Dという一眼レフカメラを持っているのですが、発売が2010年9月、とほぼ10年前のカメラなので、そろそろ買い換えたいな、という時期。
この60Dを買った時はまだまだミラーレスより一眼レフ、と思っていたのですが、自分のカメラの使い方や経済状況を考えると、ミラーレスでしかもAPS-C、というあたりに落ち着いてきました。
わざわざ富士フィルムのカメラを選んでいるのは、第一にクラシックなカメラの見た目がかっこいいこと、そして富士フィルム独自の色の再現能力「フィルムシミュレーション」機能が期待大なこと、という二つの点ですかね。
正直、SONYのαシリーズ(フルサイズじゃなくてAPS-Cのα6600, 6100とか)などのライバルもいないではありませんが、やっぱりクラシックな見た目はかっこいい…!!
すぐに購入できるような予定はありませんが、購入できたら、そしてコロナが収まって気軽に出かけられるようなことになったら、たくさん写真を撮りたいですね。
Logicool MX-Master 3
次は、マウス。LogicoolのMX-Master 3というモデルです。
マウスやキーボードで有名なロジクール社の、ほとんどフラッグシップモデルと言っても良さそうなマウス。
高さや幅のある比較的大きめのマウスで、エルゴノミクス(人間工学)デザインに基づいた、手の疲れや腱鞘炎防止に一役買ってくれる、ちょっとお高めのモデルです。
左右クリックボタンの間だけでなく、親指部分にもホイールがあったりして、そこに様々な機能を配置することもできるみたい。
現在は、家ではAppleのMagic Trackpad (旧モデル) を使用しています。さすがはアップルのトラックパッドなので非常に使い勝手は良いです。
たださすがにオンライン授業・自分の研究と長時間デスクの前に座って、パソコン作業の時間が長引くことになっているので、マウスがあってもいいな〜、と思う今日このごろ。
youtubeなどでもレビュー動画を見ることができるので、余計に欲求が高まりますね。
HHKB Professional JP
お次は、Happy Hacking Keyboard (HHKB) から、Professional JP。キーボードです。
マウスが欲しくなると、やっぱりキーボードも欲しくなりますよね。
こちらは、パソコンや関連機器に詳しい方ならおそらくご存知だと思います。「リアルフォースかHHKBか」みたいな声すら聞こえてくる、HHKB。
「静電容量無接点方式」という何だかカッコいい製法のキーボードで、打ち心地が神レベルなんですって。しかもこういったキーボードにありがちな「ガチャガチャ」という音も抑えめみたい。
英字配列が基本、みたいなところもあるようですが、筆者は長らく日本語配列を使用してきて完全に慣れてしまっているのと、研究の性質上、使用する外国語が英語以外だったりもするので、購入するなら日本語配列かな、と思っています。
現在使用しているAppleのMagic Keyboardが、長年使っていることもあってだんだん薄汚れてきているので、こちらも買い換えたいな〜、というところ。
Amazon Basics モニターアーム
次も、パソコン周りですね。Amazonベーシックのモニターアームです。
これに関して言えば、正直Amazonベーシックである必要はあまりないんですけど、まあさしあたり。
筆者のメインマシンはMacBook Pro 13インチ (2017年モデル) なんですが、家ではAcerの27インチの外付けディスプレイにHDMIで出力して、2画面で運用しています。
その外付けディスプレイを支えるのが、このモニターアーム(ディスプレイアームとも言うようです)。
ディスプレイアームは、画面を腕が支えてくれているおかげで自由に動かしたり固定したりできるところが嬉しいわけですが、それよりも筆者にとって嬉しいのは、画面の下がスッキリすること。
どうしても本やノートを開いたり、レジュメを参照したり、と机がごちゃごちゃしがちなので、画面だけでも浮いていてくれると、デスクスペースが確保できるんですよね。
また、画面をできるだけ上の方に持っていくことで、姿勢が良くなって、肩こり防止にもなるそう。
オンライン授業があったりして、長時間パソコンに向かうことになっている今年こそ、導入にバッチリのタイミングかもしれません。
※商品リンクはAmazon Basicsのモノではありませんが、Amazonの製品のOEMをしているエルゴトロンのものです。モノとしてはまったく同じみたい。
Apple Air Pods Pro
最後は、Air Pods Pro。言わずと知れたAppleの完全独立型ノイズキャンセリングイヤホンです。
これも、zoomでのミーティングルームや動画を使った授業を受け続けている4月以降に、欲求が向いてきたデバイス。
現在のところ、筆者はSONYのオーバーイヤーヘッドホン WH-H900N (h.ear on 2 Wireless NC) を常用しています。
現在は後継機種の WH-H910N が販売されています。
この機種や上位機種の WH-1000XM3 は、マイクがついたヘッドセットでもあるので、電話やzoomでのミーティングで、ラップトップなどのマイク位置を気にすることなく通話をすることができます。これはとても便利。
ただ、授業での動画視聴やミーティングが長引いてくると、さすがに少し重たいのと、耳周りの締め付けがキツくなってきます。筆者は面長(おもなが)な顔立ちなので頭が痛くなるようなことはありませんが、メガネをかけているため、フレームに耳が押し付けられてちょっと痛い。
また、これから少しずつ暑くなってくると、長時間のヘッドホン装着は耳周りが蒸れたり、汗がたまったりします。これまでの夏のヘッドホン体験からしても、これはちょっと大変。
そういった事情からすると、オーバーイヤー(オンイヤーを含めて)のヘッドホンと、イヤホンとを使い分けたり、交代交代で使ったりするのが良いのではないか、と考えています。
そこで注目したのが、ありがちな感じはしますが、Air Pods Pro。
音楽はもちろんのこと、マイク機能など、オンライン授業や動画視聴のための機能もバッチリ備えています。zoomミーティングの形式での授業でありがちな「○○さん、ちょっと声が聞こえにくいよ」と言われることも無いはずです。
手持ちのヘッドホンはもちろん継続で使用しますが、ケースを含めても小型で持ち出しやすい、というのも(外出できるようになっても)嬉しいですよね。
まとめ
というわけで、「今欲しいモノ」を5つ紹介しました。コロナの影響でなかなか外出ができないこの頃。オンライン授業は疲れやすい、という話題も上がってきていますが、こういったガジェット類を導入することで、少しでもモチベーションが上がることを期待できそう…かな?