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無印良品は「どんな服を買えばいいかわからない」人の救世主である。

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どんな服を買えばいいかわからない。よく聞く悩みです。

結論から言います。まずは無印良品に行きましょう。そして今の季節に使えそうな服を買えばいいんです。

ここでは、「なぜユニクロでもGUでもなく、無印良品か」を中心として無印良品のメリットを解説しつつ、無印を完全攻略するプロセスをご紹介します。

はじめに

「自分がダサいことはわかってるけど、じゃあどうやって抜け出せばいいのか教えろよ」

こう考えて、さまざまなワードで検索をかけてみる…

この記事にたどり着いた方にも、そういった方が少なくないのではないでしょうか。

ところでこの問いは、「どこのお店で服を買うか」という問いと直結しています。それに「そこでどんな服を買うか」も関わってくる、複合的な問いです。

ここでは、「どんな服を買うか」についてはあまり解説していません。以下を読めばわかってもらえると思いますが、「無印良品なら何でもいい」が答えです。

「ウソやん」と思われるかもしれませんが、そうなんです。

さっそく、無印良品が救世主である理由を見ていきましょう。

無印良品は「脱・ダサい」の救世主である

無印良品が最高である理由は、いくつかあります。

まず言えるのは、「あんまり高くない」ということ。

無印良品は高くない

たとえばこの商品。リネン(麻)素材のシャツですが、お値段は ¥3,990。

「オシャレな人」がよく行ってるらしい、BEAMSとかユナイテッドアローズなどのセレクトショップだと、同じようなシャツでも ¥10,000 前後は飛んでいってしまいます。

そういったお店のお値段からすると、無印良品の服はシャツに限らず、全体的にセレクトショップの半分くらい(モノによってはそれよりお値打ち)の値段帯です。

無印良品はコスパが良い

もちろん、安さという意味ではライバルはたくさんいます。

ユニクロ、GU、しまむら…

無印良品が「安さ」でこれらのお店に勝てるかというと、難しいでしょう。

じゃあ無印よりもユニクロになるのか。GUやしまむらになるのか。

決してそうではありません。

まずはGUとしまむらを相手取ってみると、無印良品は二つに対して、「格が違う」というレベルにモノが良いです。

「安かろう悪かろう」という言葉があります。GUやしまむらには、申し訳ないながらこの言葉が当てはまると言って良いでしょう。値段がそれ相応なので、高品質を求めるのは逆に申し訳ないですけどね。

無印良品は少し高いだけあって、品質が抜群。同じシャツ1枚を購入しても、格段に長持ちするし、型崩れなども起こりません。

GUで¥2,000 のシャツを買って1年で捨てるか、無印で¥4,000 のシャツを買って3年(以上)着るか。

コストパフォーマンス(費用対効果)で考えた場合、無印良品が断然有利です。

無印良品は「選ばなくていい」

無印良品にとって、GUと比べて難敵なのがユニクロです。品質一つをとってみても、ほとんどトントンのレベルだと言えると思います。

では、無印良品はユニクロと比べて、何が優れているのか。

それは、「無印良品は、選ばなくていい」ということです。

そしてこの理由が、無印良品が無印良品である理由であり、「ダサい」と悩む人が無印良品を選ぶべき最大の理由。

では、「選ばなくていい」とはどういうことか。

ユニクロは「広い」

誰でも一度くらい、ユニクロに行ったことはあるでしょう。ちょっと店内の様子を思い返してみたり、イメージしたりしてみてください。

まず、広いんです。ユニクロって。

www.celeo.co.jp

参考に、ユニクロと無印が同じ階にある建物のフロアマップを持ってきてみました。(多少のデフォルメがかかっているかもしれませんが、)面積として、明らかにユニクロの方が大きいですよね。

さらに、ユニクロはもちろん「服屋さん」です。置いてあるもののほとんどは、服ですよね。

対して、無印良品は「カレー屋さん」です。 もとい、「何でも屋さん」です。文房具もあるし、タオルとか布団カバーとか、家具家電だってあります。もちろん、カレーをはじめとして食べ物もあります。

多くの店舗で、無印良品が服を売っている面積は、おそらく40~50%ほど。そう考えると、無印に比べていかにユニクロが広いか、がわかってもらえると思います。

そんな広いユニクロ。本当にいろんな服が売ってるんです。スーツみたいなものから、カジュアルなもの、部屋着からヒートテック… その中から、「コレっ!!」と買うものを見つけるのは、とっても難しいことです。

それに比べると、無印良品はだいぶ狭い範囲にしか、服が売っていません。そんなに頑張って歩き回るほど、無印良品は広くないんですね。

100あるうちから1つを選ぶのに比べれば、10の中から1つを選ぶ方が楽、なんてことは当たり前です。

まずは選ぶ範囲を狭くしてくれる。「ダサい」という悩みを持つ人にとって、ユニクロよりも無印が優れている点がここにあります。

無印良品は「統一感がある」

www.muji.com/jp/feature/mujiwear

さらに、無印良品とユニクロとの間には決定的な違いがあります。それは、「統一感がある」ということ。

無印良品は、衣料品だけでなく、家具やアメニティグッズ、化粧品にいたるまで、シンプルで気張らない、という感じのコンセプトで統一されています。画像からも、そんなイメージが浮かんできそうですよね。

一言で言ってしまうと、「ていねいな暮らし」という感じ。

www.muji.com/jp/feature/mujiwear/

無印良品はユニクロに比べて、こういった「統一的なコンセプト」というか「ブランドイメージ」みたいなものを全面に押し出しています。

当然、並んでいる衣料品も、このコンセプトに合うものたち。

ユニクロでは「いくつかの服を買ってみたけど、上下で合わせてみたら微妙・ダメダメ」ということが起こり得ますが、無印良品でそれが起こることは、ほぼ無いと言えます。

「コーディネート」みたいな難しいことを考えなくても、無印良品の中で「なんかコレ良さげ」と感じたものを着ていれば、チグハグになったり、ダサくなったりすることは無いでしょう。

実はここもポイントで、「無印良品を着れば絶対にオシャレになる」と言い切ることはできません。しかし、サイズ感などの最低限を守れば、「無印良品を着れば絶対にダサくならない」は確実に正しいです。「統一的なコンセプト」は、最低ラインを割り込ませない、という役割を果たしてくれるんですね。

このように、

  • そもそもお店の服売り場が広くない
  • 統一的なコンセプトで一貫している

という二つの理由から、無印良品では「服を選ぶ必要がない」わけです。

ユニクロやGUで買っても、オシャレはできる」というセリフを、耳が腐るほど聞いてきました。

そしてそれは確かに、「広くて雑多なお店の中で、『選ぶ』センスを磨いた人にはできる」ことなのだと思います。

ただ、「どんな服を買えばいいかわからない」という人の悩みは、そんなセリフでは解決されませんよね。

まずは「選ばなくても大丈夫」というところから。選ばなくても大丈夫なところから、慣れていきましょう。

さらに、無印良品は最近少しずつ、amazonや楽天にも展開を始めています。もちろん公式のネットショップもあります。

amazonや楽天では公式ネットショップほどの品揃えはありませんが、便利になったことは確かです。

はじめのうちはサイズの間違いを犯さないために、ぜひ実店舗に行って試着をしたりして購入して欲しいな、とは思いますが、ある程度のサイズ感が掴めてきたら、ネットショップを活用するのも良いでしょう。

無印良品を完全攻略する

というわけで、無印良品は「自分はダサいんじゃないか」「どんな服を買えばいいのかわからん」という人の救世主であるということがわかりました。

ここからは、そんな無印良品の完全攻略マニュアルをコンパクトにまとめておこうと思います。

焦って衣料品売り場に行かなくてもいい

www.muji.com

上でも買いた通り、無印良品は「カレー屋さん」、もとい「何でも屋さん」です。

衣料品以外にも、さまざまな商品が並んでいます。

緊張せず、いきなり衣料品コーナーに行ける!という方はどんどん行きましょう。

ただ、「初めてなのにいきなりはちょっと…」という方もおられるかもしれません。なんか「ていねいな暮らし」のコンセプトにいきなり放り込まれるのはムズムズしますよね。店内で流れるBGMもなんかオシャレな感じだし…。無印良品が好きな人の家、絶対イイ匂いのする加湿器とかありそうじゃないですか。絶対タオルとかふわっふわですよ。

緊張するかもですが、まずは食料コーナーに行きましょう。お目当てはもちろん、カレーです。

よほどのカレー通でなければ、絶対にびっくりします。カレーの種類に。

とりあえず、バターチキンカレーを買っておきましょう。鉄板というか、入門編です。

辛いのが得意な方は、グリーンカレーとか、三種の唐辛子とチキンのカレーとかも良いですね。あんまり得意じゃない方は、バターチキンかプラウンマサラあたりがおすすめ。

とりあえず「無印慣れ」しておくために、カレーだけ買って一旦帰宅、ということでも全然大丈夫です。帰り際に、衣料品コーナーを遠目にチラッと見ておきましょう。

2回目の無印訪問は、ちょっと足を伸ばして、靴下コーナーに行ってみると良いですね。ナンボあっても良いものですからね。

黒とか紺とかグレーとか。何の変哲もない靴下で構いません。カレー(この前と違うやつ)と靴下でOK。なかなかいいところまで来てますよ。

今回は、それを持ってレジに行くまでに、場合によってはちょっと遠回りかもしれませんが、衣料品コーナーを通り抜けたりしてみるのも良いですね。おもむろにタオルのあたりで立ち止まったりしてみてもGoodです。大丈夫。あくまでカレーと靴下がターゲットです。あと食料品コーナーにある「不揃いバウム」も夜食にどうぞ。

衣料品コーナーに突撃してみる

無印良品の店舗にも、だいぶ慣れてきたのではないでしょうか。

無事衣料品コーナーにたどり着けたら、まずはマネキンを全体的にチラ見しておきましょう。

柄の多い服なんか着てません。ほぼ無地です。MUJIだけに。良いでしょうか。これが「シンプル」とか「ベーシック」ってやつです。なんか大人っぽい感じ、しません?

とりあえず、この「ベーシック」がカッコいいんだ!と思い込んでみるのがおすすめ。柄にせよ色にせよ、派手なものは合わせるのが難しいのです。

ここまで来れば、もう無印良品のマスターまであと一歩、という感じですよ。

とりあえず、季節に合わせて何か一つ購入できたら良いですね。夏ならTシャツ・ポロシャツとか、春秋ならシャツとか。冬のセーターは少しお値段が張るかもしれませんが…、できれば、で良いです。

最初の一枚は、無地、つまり柄の無いものが良いと思います。「MUJIだけに」って言いたいから、というわけではないんです。

衣料品コーナー、特に紳士コーナーを少し見渡してみてください。柄物ってあんまり無いでしょ?

もちろん「とりあえずイイなって思ったもの」を手に取れば良いんですが、最初から尖ったものを選ぶのも、ちょっと気が引けますよね。なので、まずは一番「ベーシック」なやつから行くと良いですよ。シャツとか、ポロシャツとか。

完全攻略には少し時間がかかる、かも。

さて、こんなふうにして無印良品の沼にだんだんズブズブにはまっていきましょう。

衣料品コーナーに慣れてきたら、ジーパンに挑戦してみると良いですよ。細い順に「スキニー」「スリム」「ストレート」「イージー」とありますが、一本目には「スリム」がおすすめ。ここで是非、試着室に行ってみましょう。個人的な経験では、無印良品の試着室は店員さんがいない場合もけっこうあります。「試着したいんですけど…」と尋ねるのが一般的だとは思いますが、あんまりそういう感じじゃない店舗もそこそこあります。

ジーパンと、あとは以前購入したシャツなりポロシャツなりがあれば、あなたはもう「ダサい…?」なんて考えなくて全然大丈夫!

そして「完全」攻略についてですが、これは少し時間がかかるかもしれません。

完全攻略のために避けて通れないもの、それは「無印良品週間」、つまりセール期間です。

例年、不定期に年数回開催され、だいたいのものが10%オフになります。

2019年は

  • 3/15 – 4/1
  • 4/19 – 5/7
  • 6/14 – 6/25
  • 9/27 – 10/7
  • 10/25 – 10/31
  • 11/15 – 11/25
  • 12/14 – 12/25

と、7回の開催でした。しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響が大きく、

  • 3/20 – 4/7

の一度しか開催されていません。

衣料品は季節モノも多いので、ネットショップにせよ実店舗にせよ、入れ替えの季節には限定的なセールも行われていたりします。

ただ「完全」攻略を狙うのであれば、ぜひ「無印良品週間」もマスターしておきたいところ。

2021年の開催は未定。早く感染がおさまってくると良いのですが…。

まとめ

というわけで、無印良品が「どんな服を買えばいいかわからない」人の救世主である理由と、無印良品を完全攻略するプロセスをまとめてきました。

今まで「ユニクロやGUで買ってもオシャレはできる」という言葉に振り回されて、どうすれば良いかわからなくなってしまっていた方も、一度無印良品に足を運んで、迷いを振り払いましょう!

無印良品の「これ買っとけ!」

カレー

衣料品

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