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はじめに
梅雨の時期。どうしても雨がちな天気に気分も少し曇りがちになっていませんか?
先日の記事で筆者オススメのマウンテンパーカーを紹介しました。
今回もそれに続いて「雨特集」です。
今回はよりストレートに、デンマークのレインウェアブランド、”RAINS(レインズ)” を紹介しようと思います。
主なアイテムは、レインコート・ジャケット、そしてバッグ。
さすがに「レインウェアブランド」だけあって、少なくともタウンユース(日常使い)における雨対策はバッチリです。
早速見ていきましょう!
雨の日もオシャレで楽しく。RAINSのオススメ商品
RAINSとは
※参考画像(RAINS公式サイト)
最初にレインズのことを見ておきましょう。
※情報は全てRAINS公式サイトおよび、RAINSの日本総輸入代理店THE UNIT STOREからのものです。
RAINS(レインズ)は、2012年にデンマークで設立されたレインウェアブランド。現在はデンマークのオーフス(Aarhus)に本社を構えているようです。
雨の日でもファッショナブルに使えるワードローブを目指してユニークなレインウェアを作り続けています。テクニカルなアウトドアウェアとファッションライフスタイルの中間で、RAINS(レインズ)は現代に適したスタイリッシュで機能的なレインウェアを作り続けております。
ファッションアイテムとしてのレインウェア
下でオススメのレインウェア・バッグを紹介しますが、確かにどれも「ファッショナブル」。
どれくらいオシャレかというと、あのMoMA(Museum of Modern Art, ニューヨーク近代美術館)のキュレーター(作品収集・展覧会企画に従事する専門職員)が厳選した商品のみを集めた公式ショップ、MoMA Design Storeで、ジャケット・バッグともに販売されているくらい。
つまり、「世界の一流が認めるレベル」ということです。
といっても、デザインが奇抜で、いわゆる「超オシャレなのかもしれないけど、私にはそのオシャレさがわかりません」状態になるわけではなく、デザインは至極ベーシック、かつシンプル。よく現代美術・現代芸術に感じる「なんじゃこりゃ?」感は受けません。
MoMA Design Store には奇抜なアイテム例えば草間彌生デザインのがま口とか ↓ も多いですが、
※参考画像(MoMA Design Store)
レインズのアイテムは年代や性別を問わず身に着けやすい、ユニバーサルなデザインです。
※参考画像(MoMA Design Store)
※参考画像(MoMA Design Store)
単にカッパ・レインウェアとしての機能だけではなく、ベーシックながら美術館のスタッフに選ばれるほどのデザイン性を兼ね備えている、それがレインズの特徴です。
RAINSの商品の特徴
RAINSのレインウェアのメリット・デメリット
ここからはまず、話をレインウェアに、つまりカッパに絞ってレインズの特徴を見ていこうと思います。(次の項目ではバッグについて見ていきます)
メリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
メリット
- デザイン性に優れていて、オシャレ。
- キレイめコーディネートを作りやすい、細身のシルエット。
- 折りたたんでコンパクトに。パッカブル仕様。
- 比較的お値打ち。
デメリット
- あくまでレインウェア。一目見れば「カッパだ!」とわかる。
- 高機能素材(ゴアテックスなど)に比べると通気性が悪く、蒸れやすい。
最初のデザイン性については、上で書いた通りですね。世界の一流である専門家に選ばれているのですから、それを疑う必要はないと言って良いでしょう。
シルエットについても、上の画像で見ていただいた通りです。さらに、レインズの定番商品の多くはユニセックスのモデルとなっています。そのため比較的身体が小さめ・細めな女性でもスッキリと着られるように、細身の作りになっています。初心者の方がまず目指すべき、「キレイめ」なコーディネートにもマッチするので、これもメリットであると言えると思います。
さらに、折りたたんで小さくまとめられるため、「今は降っていないけど、今日雨予報出てるんだよな〜」という日に、気軽にバッグにしのばせておくことが可能です。
メリットの最後は、商品の価格にあります。ほとんどの商品が1万円代まん中くらい。2万円を超えるものはほとんどありません(2018年6月現在)。さすがにユニクロや無印良品ほどお値打ちとまではいきませんが、アウトドアブランド・ファッションブランドで購入できるマウンテンパーカーとほとんど変わらない価格で購入できます。
ただ、このようにたくさんのメリットはありますが、少しはデメリットもあります。
まず一つは、その見た目でしょう。ポリエステル100%という素材のため、どうしても一目で「カッパですよ」という感じは否めません。アウトドアブランドが作るレインウェアやウィンドブレーカーなどとも少し違った、もう少しゴムっぽい素材感。
登山やアウトドア活動に起源を持つマウンテンパーカーやウィンドブレーカーは、日常のタウンユースで晴れの日に着ていてもそんなに違和感はありませんが、レインズのジャケットやコートは、多少の違和感を感じさせてしまう可能性が高いかな、と思います。
また、ポリエステル100%という素材は、マウンテンパーカーなどに比べて蒸れやすいという欠点もあります。ただ、レインズがこの「蒸れ」に対策を講じていないかというとそうでもなくて、脇の下に通気穴をあけたり( ↓ )、背中にベンチレーションをつけたりしています。
※参考画像(zutto)
メリット・デメリットをまとめておきましょう。
- デザインやシルエットは良く、「キレイめ」コーディネートに取り入れやすい。
- 折りたたんでコンパクトに。価格も比較的コンパクトに。
- ポリエステル100%という素材のため、晴れの日に着るのは少しためらわれる。またその素材を理由に、少し蒸れやすい。
総括としては、日頃から身体をアクティブに動かす方には、レインズよりも素材・機能面にスペックを振ったマウンテンパーカーをオススメします。
対して、どちらかと言うとインドア派、あまり汗をかいたりしない方には、デザイン・シルエットに優れたレインズがマッチすると思います。
RAINSのバッグのメリット・デメリット
続いてはバッグについて見ていきましょう。
※RAINSにはいくつかの種類のバッグがありますが、今回はバックパックに絞って考えていきたいと思います。
まずは基本的なデザインをもう一度見つつ、メリットとデメリットを確認しましょう。
※参考画像(MoMA Design Store)
メリット
- デザイン性に優れていて、オシャレ
- ラップトップスリーブがあり、ノートパソコンを収納できる
- 日常使いには十分な防水性能
- 比較的お値打ち。
デメリット
- 容量があまり大きくない
- ショルダーストラップが細く、重いものを長時間背負うのには適していない
デザインとお値段については、上で見たレインウェアと同じですね。さらに防水性能についても、さすがはレインウェアブランドだけあって、タウンユースには十分。レインウェアと同じく、ポリエステル100%の素材が撥水性能を発揮してくれます。
さらに、バッグとしての性能で言うと、ノートパソコン専用ポケットがあります。卒論やレポートなど、ノートパソコンを持ち歩きたい大学生にとってはありがたいポケットですよね。
また、レインウェアではデメリットになった「素材のせいで、晴れの日に着るのは適さない」という点も、バッグであればそこまで強くは感じません。最近はポリエステル素材のバッグも増えてきていますしね。
対するデメリットの第一は容量です。マチ(奥行き)があまりない、いわば「薄い」バッグなので、例えば一眼レフカメラなどを入れるのには適していません。また、分厚い書籍を複数冊など、荷物が多い方にとっては「あんまり入らん…」という印象を抱かせてしまうかもしれません。
ただ、映画のパンフレットのような「分厚くはないけど大きいもの」は苦手ではありません。その意味で筆者は、「通学バッグというより、お出かけ用リュックに最適」という印象を受けました。
マチがあまりなく、荷物の重さが気になることも少ないかもしれませんが、肩紐が細いおかげで、やはり重たい荷物は苦手。肩に食い込んでしまうので、長時間背負っていると少し辛くなるだろうと思います。
※筆者オススメのバッグについての記事もあります。比較などにご利用ください。
TVアニメ『カードキャプターさくら クリアカード編』を視聴していたら、
主人公の兄、木之本桃矢がRAINSのバックパックと思しきバッグを背負っているのを見つけました!
さくらファン、桃矢お兄ちゃんファンの方も、注目です!
※参考画像(『カードキャプターさくら クリアカード編』第1話他より)
次のページでは、RAINSのオススメアイテムを紹介していきます!