※参考画像(bshop-inc.com)
だいぶ寒くなってきましたね。そろそろ薄手のジャケットでは追いつかないくらいの気温です。
筆者はまだ、薄手のジャケットにストールを巻いてヤセ我慢していますが、そろそろ厚手の上着が必要かな…我慢が限界を迎えつつあります。
そんな、おもたーい厚着の季節がやってきますね。できることなら一日中コタツでぬくぬくしていたいものです。
というわけで今回は、気分がオートでどんどん下がってきそうな秋〜冬の季節にピッタリ!なDANTON(ダントン)の上着を紹介しようと思います。
ワークウエア、つまり「仕事着、作業着」のブランドからスタートしたこともあり、上着以外にもいろいろなアイテムが揃っています。
その中でも今回は、最近人気急上昇中の上着(ジャケット・コート)を紹介していきます。
早速いきましょう!
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DANTONを着よう。ジャケットも、コートも。
フランスのワークウエアブランド、DANTON
※参考画像(dantonfrance.com)
DANTON(ダントン)は1935年、フランスに創業したワークウエアブランド。創業者がガブリエル・ダントンという名前だったことがブランド名の由来ですね。
1970年代ごろから、フランス国内のさまざまな行政機関のユニフォームを作るようになり、フランス国鉄S.N.C.F.(日本でいうJR)に制服を供給していたこともある、由緒あるワークウエア・ブランドです。
日本では最近まで「知る人ぞ知る」という感じのツウなブランドだったのですが、最近ではいろんなセレクトショップなどでも扱われるようになっているので、手に入れるのも難しくなくなってきました。
上の画像がダントンのロゴマークですが、上着とかバッグなどのアイテムについているこのロゴ、見覚えがある方も少なくないのではないでしょうか。
野暮った可愛くて、イイ感じ。「フレンチワーク」というスタイル
ダントンの起源がワークウエアにあったこともあり、あんまりがっつりフォーマルに見えるようなアイテムはほとんどありません。
その意味では、フォーマル寄りというよりは、むしろカジュアル寄りと言ったほうが良いでしょう。
日本では「ワークスタイル」とか「ワーク○○(ブーツとか、ベストとか)」といった言葉を聞くと、こんなイメージが一般的です。
※参考画像(hatenablog)
2枚目の方が襟付きの白いシャツを着るなど、少しキレイめ寄り(?)ではありますが、どちらもがっつりカジュアル系。
対するダントンは、同じ「ワーク系」でも、そこはフランス発。もう少しキレイめな感じです。
※参考画像(wear.jp)
※参考画像(wear.jp)
「フレンチ・ワークスタイル」とか「キレイめワークスタイル」みたいな言われ方をすることもあります。筆者の単なるイメージですが、オシャレな喫茶店のスタッフさんの私服、という感じです。
こんなスタイルを作るのに、ダントンは一役も二役も買ってくれるでしょう。
またダントンのアイテムは、あんまり「かっこいい」感じのデザインよりも、むしろ少し「かわいい」感じのデザインが多いのも特徴です。決して「ダサい」というわけではなく、少し「野暮ったい」感じが逆に良い。
バリバリに気張った、「ピカピカの革靴にギラギラのスーツ!」みたいなクールな格好ではなくて、
むしろ少し力の抜けた、優しげな格好に相性が良いアイテムがメインです。
もちろん大学生がするような、日常の私服メインの格好にも相性抜群。今回は上着を紹介しますが、どの上着を選んでも、必ず活躍してくれるはずです。
ダントンの特徴
* フランス発、企業の制服としても使われるような「フレンチワーク」スタイル
* 「野暮った可愛いけどダサくはない」リラックス感のあるカジュアルスタイル
DANTONの上着は定番も良し、別注も良し!
ではここから、ダントンのオススメアウターを紹介していくことにしましょう。よほどの寒い地域でなければ、この上着があれば十分、という冬の強い味方たちです!
〈ウール・モッサ〉シリーズ
※参考画像(dantonfrance.com)
ダントンを語るのに「ウール・モッサ」を語らなかったらモグリ、というレベルの定番品。
画像はレディースのものですが、色が明るいほうが質感が伝わりやすいと思って赤いものを選んでみました。
DANTON公式サイトを見る限り、ウール・モッサは “Wool Mossa”と綴るのが正しいようです。Google検索だと”Wool Mosser”とサジェスチョンが出てきますが。どちらが正しいんだろう。よくわかりません。
どちらにせよ、英語では “Moss”、フランス語では “Mousse” と綴る、「苔(コケ)」が語源。
モスとは、「苔」の意味で、紡毛織物に苔のように見える仕上げをすることをいいます。縮充後、起毛させて、毛羽を立たせ、刈り揃えて仕上げます。
※出典(きもの用語大全)
紡毛というのは、いわゆるウール(毛)素材のこと。ウール素材を水・熱などを加えながらクシュクシュに縮めて生地を作り(「縮絨」といいます)、それにブラシをかけて起毛させ、そのあとガーッと刈りそろえる工程を「モス仕上げ」と言います。
そう言われれてみると、画像の表面の質感が、ちょっとコケっぽく見えてきませんか?
厚みはありますが重さは控えめで、ふっくら柔らかな肌触りが特徴。
[Rakuten BRAND AVENUE]DANTON WOOL MOSSER シングルジャケット DOORS アーバンリサーチドアーズ コート/ジャケット【送料無料】 価格:27,000円 |
ウール・モッサの定番、シングルジャケット。お尻の真ん中くらい、ジーパンのポケットだと全部が隠れるか隠れないか、ぐらいの長さです。えりがコロンと丸いのと、レザーで覆われたくるみボタンが特徴です。
定番色はチャコールグレー、ネイビーですが、こちらのアーバンリサーチ・ドアーズ(UR DOORS)では別注カラーのオリーブも選択できるようです。
[Rakuten BRAND AVENUE]DANTON WOOL MOSSER シングルコート DOORS アーバンリサーチドアーズ コート/ジャケット【送料無料】 価格:32,184円 |
こちらもUR DOORSから。こちらは長いコートです。本当に寒い時期には、膝の少し上くらいまでガバッと覆ってくれる、これくらい長いコートがあると嬉しいかもしれません。こちらも別注カラーのオリーブがあるみたい。
DOORS DANTON WOOL MOSSER ノーカラージャケット アーバンリサーチドアーズ コート/ジャケット【送料無料】 価格:25,920円 |
こっちはスッキリ系。えりの無いノーカラージャケットです。薄手のジャケットくらいの長さですが、生地の厚みがあって保温性は抜群なので、寒さが厳しくなるまでは十分に活躍してくれる選手でしょう。
こちらはチャコールグレー、ネイビーの2色展開のようです。
【WEB限定】 [ダントン] SC★★DANTON モッサ ショールコート
【WEB限定】 [ダントン] SC★★DANTON モッサ フードSTN コート †
以前書いた脱オタに役立つファッションブランドの記事でも紹介したことのある、green label relaxing では、WEB限定商品として販売されているようです。
1つ目の、丈の短いほうは、ほとんどダントンの定番商品と同じですね。唯一の違いは、チンガード(襟元、のど付近を守るストラップ)が無いことくらい。スッキリはしていますが、ギミックが効いている感がなくなるので、このあたりは好みが分かれるところでしょうか。
ダウンジャケット・ダウンベスト
次はダウンジャケットとダウンベスト。
【今だけポイント10倍】ダントン DANTONファー付き タッサーダウンジャケットTUSSAH DOWN JACKETJD-8535LASメンズ アウター ダウンジャケット 価格:42,984円 |
こちらはダウンジャケット。だいたいお尻までを覆ってくれるくらいの長さなので、比較的長めの設定になっています。ダウンはやっぱり、暖かくて軽いのが良いですよね。
厚みが出て、着ぶくれしやすいダウンジャケットですが、シルエットは絞り気味なので、そこまでモコモコ・パンパン感は出ない印象でした。
[Rakuten BRAND AVENUE]DANTON×DOORS 別注ダウンベスト DOORS アーバンリサーチドアーズ コート/ジャケット【送料無料】 価格:31,104円 |
こちらは再びUR DOORSから。完全別注のダウンベストです。先日買い物に行った時に試着させてもらいましたが、生地はしっかりしているわりに重たくもなく、着ぶくれも抑えられそうでスッキリした印象でした。ダウンジャケットと比べると、さすがに寒さに強いわけではありませんが、秋〜初冬くらいまではこれでも十分いけそう。
[Rakuten BRAND AVENUE]DANTON × BEAMS / 別注 ダウンベスト BEAMS MEN ビームス メン コート/ジャケット【送料無料】 価格:21,384円 |
こちらはBEAMS(ビームス)別注のダウンベスト。首回りのデザインがDOORSの別注品とは大きく違います。こちらのほうが、上で見たウール・モッサシリーズのジャケットに近いデザイン。実際に生地にはウール・モッサを使用しているため、ウール・モッサとダウンベストの「あいのこ」というイメージでしょうか。
DANTON × BEAMS / 別注 ダウンジャケット/ビームス(BEAMS) 価格:32,184円 |
同じくBEAMS別注。こちらは袖のあるダウンジャケットです。上のベストと同じく、ウール・モッサ素材を使用しており、「あいのこ」なイメージのダウンジャケット。
楽天の他にも、AmazonやYahooショッピングで、サイズやお値打ち商品を探してみるのも良いと思います。ショップによっていろいろな画像もあるので、自分が着用した時のイメージもわきやすいですよ。
DANTON ウールモッサ シングルボタン フードジャケット
まとめ:今年の冬はDANTONで暖かく。
いかがだったでしょうか。
もちろん秋冬用のアウターというだけあって、あまりお手軽な買い物ではないかもしれません。ですが、セレクトショップに並ぶ商品の中では、そこまで驚くほど高価なものでないのも事実。(実際、ここ何年かセレクトショップに並んでいるダウンジャケット、10万円を超えるものばっかりですからね。)
大学生が着ていて、場違い感が生まれるようなアイテムではありません。しかも「キレイめ」(or キレイめカジュアル)を十分にサポートしてくれる優秀なアイテムです。
今年の冬は、ダントンの上着でオシャレに暖かく過ごしませんか?