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Dantonのウールモッサアウターは、2019年も要注目。

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2019年秋冬も、引き続き要注目のDANTON、ウールモッサ。「軽い」「柔らかい」「暖かい」という三拍子揃ったアウターで、今年の秋冬もオシャレに乗り切りましょう!

2019年秋冬も要注目のダントン。

以前に「フランス発のオシャレな上着たち。今年の冬はDANTONで過ごそう。」 という記事で紹介しました、ダントンのウールモッサ生地。

ここ何年かは、多くのセレクトショップが別注品として取り扱っており、知名度も上がってきています。

参考画像(dantonfrance.com)

このロゴを見かける頻度も、日に日に上がってきている印象。

そして、多くのセレクトショップが別注をかける、ということは…

そうです!2019年の秋冬モデルが、そろそろ出始めているということですよね。

というわけで、(9月末段階ではまだ予約商品も多いようですが)最新モデルをチェックしていきましょう!

おさらい。Dantonのウールモッサ

ワークウエアブランドとしてフランスで創業したダントン。

企業の制服にもなるような、様々なワークウエアを世に送り出していますが、その中でも秋冬の時期、防寒に優れた生地として、注目すべきが「ウール・モッサ (Wool Mossa / Wool Mosser)」。

参考画像(dantonfrance.com)

英語では Moss、フランス語では Mousse と綴られる、「苔(コケ)」が語源であるのが分かる通り、柔らかい風合いが印象的な素材です。

モスとは、「苔」の意味で、紡毛織物に苔のように見える仕上げをすることをいいます。縮充後、起毛させて、毛羽を立たせ、刈り揃えて仕上げます。
※出典(きもの用語大全

紡毛というのは、いわゆるウール(毛)素材のこと。ウール素材を水・熱などを加えながらクシュクシュに縮めて生地を作り(「縮絨」といいます)、それにブラシをかけて起毛させ、そのあとガーッと刈りそろえる工程を「モス仕上げ」と言います。

ある程度の厚みがあって防寒性は抜群。そのうえ重たいわけでもなく、素材自身も柔らかいため、着用していても動きやすいというまさに三拍子揃った万能アウターです。

秋の寒さにはカットソーやシャツを合わせて。冬の寒さにはセーターやカーディガンを合わせて。上着が欲しい季節には万能選手として大活躍間違いなしでしょう。

2019年の別注商品たち

おさらいも済んだところで、早速見ていきましょう!2019年の別注商品です。

BEAMS

ウールモッサ・ダウンベスト

参考画像(brandavenue.rakuten.co.jp)

BEAMS(ビームス)が別注として出してきたのは、ウールモッサ生地を使ったダウンベスト。

ただでさえ暖かいウールモッサ生地にダウンまでプラスしてしまっているので、防寒性は折り紙付きと言えそうですね。逆に、真冬というよりも秋から冬の初めあたりに活躍しそうな「ダウンベスト」なので、地域によっては「暑くない?」という方もいらっしゃるかもしれません。

参考画像(brandavenue.rakuten.co.jp)

ウールモッサ・ジャケットをモチーフにデザインされているようで、くるみボタンや高さのある襟周りは健在。フードは取り外し可能な2way仕様となっています。

カラーはチャコールとネイビーの2色展開。どちらも落ち着いた深めの色合いなので、好みに合わせて選ぶことができそうですね。

ウールモッサ・シングルジャケット

参考画像(brandavenue.rakuten.co.jp)

続いてもビームスから。ウールモッサ・シングルジャケットです。

丸い襟、くるみボタンという定番品と同じ形ですが、紺と深緑の「ブラックウォッチ」というチェックの柄を配した別注品です。

ダントンのジャケットというと、(カラーは様々あるものの)無地のイメージが強いので、「柄物のダントン」という珍しいタイプと言えるでしょう。

ただ、一着目の上着として柄物を選ぶのは、なかなか冒険。落ち着いた雰囲気のアウターを既にお持ちの方が、二着目以降として選択する、という感じでしょうか。

ウールモッサ・ダウンジャケット

参考画像(brandavenue.rakuten.co.jp)

お次もビームス。ダウンベストではなく、こちらは袖まで付いた最強装備、ダウンジャケットです。

ダウンベストでも書きましたが、「ウールモッサ+ダウン」という防寒性最強とも言って良い組み合わせなので、さすがにダウンジャケットは真冬用という感じでしょうか。

こちらもフードの取り外しが可能で、ラウンドカラーにくるみボタン、という定番の形を踏襲しています。特に寒い地域の方、真冬用のアウターを探している方におすすめ。

ダウンベストより一色増えて、チャコール、ネイビー、そしてブラックの3色展開。こちらも落ち着いた色味ばかりなので、何色にするか迷いどころですね。

URBAN RESEARCH DOORS

ウールモッサ・シングルコート

参考画像(brandavenue.rakuten.co.jp)

続いてはURBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチ・ドアーズ)から。長さのあるコートですね。

一般には「ステンカラーコート」と言われる形の、シンプルな襟のある、シングルコート。

ダントンの定番品ではありますが、画像にある「トープ (TAUPE)」カラーは、アーバンリサーチ・ドアーズの別注です。

他には、ダークブラウン、ネイビーの2色が定番として取り扱われています。

長さのあるコートなので、冬の寒い時期にピッタリ。軽さや動きやすさにも定評のあるウールモッサ生地なので、「コート重い…」とならずに着ることができるのが嬉しいですね。

ウールモッサ・シングルジャケット

参考画像(brandavenue.rakuten.co.jp)

同じくアーバンリサーチ・ドアーズの別注品。シングルジャケットです。

こちらも、濃いめのベージュ、トープカラーが別注品、それ以外のダークブラウン・ネイビーが定番品となっています。

真冬は寒いかもしれませんが、「多少の重ね着をしてでもダントンを着たい!」と思わせてくれるくらいの逸品ですね、シングルジャケットは。

定番のネイビーやブラウンを選ぶか。それとも明るい色味のトープを選ぶか。

まだ上着のいらないこの時期から、悩みは絶えませんね。

もちろん定番品もあります。

短いジャケット、コートともに、もちろん別注品だけでなく、定番品もあります。

別注品と違って、「これを逃したら手に入らない」という危機感は薄れるかもしれませんが、それでもさすがは「定番」となる逸品だらけ。

今年の秋冬の相棒を探すときには、目を通しておくべきアイテムがたくさんです。

おわりに

今回は、ダントンのウールモッサシリーズ、2019年の別注品を紹介してきました。

定番品を含め、秋冬の「そろそろ上着が…」という時期になったら品薄になっていきがちなアイテムばかりです。

まだ上着のいらないこの時期だからこそ。一足先に秋冬の相棒をゲットして、一歩進んだオシャレを手にしませんか?

別記事で、ダントンのジャケット・コートについてより詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

最近着ている大学生もジワジワ増えている、フランスの老舗ブランド「DANTON(ダントン)」。今回はその中でも、秋冬の寒い季節にオススメのアウターを集めてみました。定番のウール・モッサから別注のダウンベストまで。