注意
このページは、「初心者のためのサイズ選び」全3記事からなるシリーズの第1弾です。
ボトムス・トップス・アウターに関する具体的なサイズ選びは、
をご覧ください。
サイズ選びの重要性
コーディネートを考えるときに、また何かしらのアイテムを買い足すときに、考えることはいろいろありますよね。
使用アイテムの色、柄、デザイン、長袖か半袖か…
その中でも今回は、コーディネートを構成する最も重要な要素の一つ、
サイズ
についてお話ししたいと思います。
スポンサーリンク
これまでに書いた記事(これとかこれ)でもチラチラと話題には上げていたのですが、
「ダサいコーディネート」を決定的にダサくしている主要な要素こそが、他ならぬ「サイズ」です。
※参考画像(seiyufan)
この画像の二人を見て「オシャレだ!」と思う人はなかなかいないのではないでしょうか。
そして、今回の「サイズ」というテーマを頭に入れてもう一度この画像を見てみてください。
二人とも、なんだか「ダボっ」とした印象を持ちませんか?
そうです。この二人、典型的な「サイズ選びを間違えたコーディネート」をしてしまっているのです。
ここで「ダボっとした印象」というワードが出てきました。ここも重要です。
画像の二人は、見たところトップス・ボトムスのどちらもサイズ感が合っていない(大きすぎる)ように見えます。そしてその結果、全体の印象がダボっとしてしまっているのです。
洋服のサイズは、その洋服を着ている人の「シルエット」を決めます。「シルエット」とかっこ良さげに言ってますが、ようはコーディネートの「輪郭」ですね。
この「シルエット」が、そのコーディネートがダサいかオシャレかを左右することから、「サイズ選び」が重要だ、ということになるわけですね。
サイズ選び → シルエットが決まる → オシャレ or ダサい
というイメージを持っておくと、サイズ選びの重要性がわかっていただけるのではないかと思います。
まず押さえるべきシルエット
自分のファッションやコーディネートにあまり自信を持てない人が、まず目指すべきシルエットはズバリ
スッキリ細め
です。
※参考画像(スプートニクス)
上で挙げた、ダボっとした二人に比べて、この画像のコーディネートはまさに「スッキリ細め」という印象を持たれるのではないでしょうか。
※参考画像(Run through the 30’s !!)
また、社会人男性を象徴するスーツですが、この画像を見てもやはり「スッキリ細め」のオシャレさ、格好良さが印象に残ると思います。
スーツでも、ダボっとした太めのシルエットはどうも「オッサンくさい」印象を、対して細めのシルエットは「若々しい」印象を与えることが多いようです。
話は私服のコーディネートに戻りますが、私服のコーディネート・シルエットを考えるときにもやるべきことは似たようなものです。
これは余談ですが、スーツの時に「オッサンくさい」とだけ言われていたダボダボのシルエットが、私服の場合には「オッサンくさい」or「子供っぽい」という言われ方をします。子供が入ってくるのは、「成長期だから大きめの服を着せよう」という親が多いから、というのが一つの理由でしょう。
つまり、若々しく爽やかな「スッキリ細め」シルエットを目指す、ということです。
ただ、「細めのシルエットを目指すといわれても、具体的に何をすればいいんだよ」と思われる方も多いと思います。
具体的な一着ごとのサイズ選びについては、トップス・ボトムスに分けて記事を書きましたので、そちらを参照してください。
リンク↓
[リンク, ボトムス編]
[リンク, トップス編]
サイズ選びに関して優先順位が高いのは、圧倒的にボトムスです。
というのは、トップスに比べてボトムスは、ワードローブ(スタメン服)の中でも数が少なく、着回し率が高いからです。
繰り返し着る(履く)ボトムスがスッキリ細めになっていれば、
トップスが細身でなくても、なんとなく細身に見えるものです。
「全部イッキに細めに変えなきゃいけないのかよ!そんな小遣いに余裕無えよ!」という方は、まずはボトムスから、「スッキリ細めシルエット」を目指してみてください!
サイズ選びに関するアイテム共通の認識
これだけはボトムス・トップスの違いにかかわらず、そしてシューズに至るまで、すべてのアイテム購入にあたって言えることですが、
必ず試着をしましょう!
筆者も最近はネットで洋服を買うことがありますが、
それは必ず、「着た・履いたことのあるメーカーやブランドの、ちょうどよかった同じサイズを買う」ときだけです。
ユニクロでもGUでも、しまむらでも無印良品でも、洋服を売っているショップには、基本的には必ず試着室があります。
肌に直接触れることの多いTシャツは試着を断られることもありますが、それ以外のほぼ全てのアイテムは試着することができるはずです。
サイズ選びに迷ったら、必ず試着してみてください。
店員さんは、お客さんが試着したいと言ったらほぼ断りません。
Tシャツだと断られたり「下着は着ておられますか?」と聞かれることもあります。あと、ショップに行く前日は必ずお風呂に入りましょう。
しかも、同じ種類のアイテムをSサイズとMサイズなど、複数枚持って行っても絶対に文句は言いません。
たまに「試着室に持ち込めるのは◯枚まで」という制限があるショップもありますが、1つのアイテムで困ることはそうそうありません。
また、試着室付近には必ず姿見の大きな鏡があるので、そこに自分を写して、納得がいくまで吟味してみてください。
筆者も昔はオカンに「このサイズでいいよ」と言われたら無条件にそのサイズにしていた時代がありましたが、その方法で決めたアイテムの多くがタンスで冬眠という運命になっていました。
上の画像にあったような、「すっきり細めのシルエット」になっているかどうかを十分に確かめて、アイテムの購入を進めてください。