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はじめに
今回は、サンダル特集第二弾・スポーツサンダル(スポサン)編です。
第一弾のコンフォートサンダル編に関心がある方はこちらにどうぞ。
前回のオススメは一択でビルケンシュトックでしたが、今回は色々なメーカーが登場します!
早速見ていきましょう!
初心者にオススメなサンダル(Part 2)
2. スポーツサンダル:オススメ度 ★★★★★
スポーツサンダルのメリットとデメリット
スポーツサンダルはある程度見た・履いたことのある方も多いのではないかと思います。
※参考画像(Dcollection)
2016年頃から流行の兆しが見え始めて、その後爆発的に流行が進んだことで、最近ではほぼ「定番」という扱いを受けるようになりました。
まずはメリット・デメリットから。
メリット
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- 足をしっかりホールド。抜群の安定感
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- 街履きからレジャーまで。高い汎用性
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- 軽くて柔らか。疲れ知らず
- 汚れたり臭ってきても洗いやすい!高い衛生度
デメリット
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- あくまでカジュアル・スポーティなアイテム。「キレイ目」と合わせるのが少し難しい
- うまく合わせないと子供っぽく見えることも
もともと屋外レジャー用に開発されたという点が、メリットにもデメリットにも活きる感じになっていますね。
前の記事でオススメしたコンフォートサンダルと比較しながら見ていくとわかりやすいと思います。(前の記事はこちら↓)
まず、レジャー・ハイキング用に使える、と言われてイメージするのは、
いわゆる「履き慣れた、歩きやすい靴でお越しください」ですよね。
筆者がまだ「学校の遠足だ〜!」といってテンションが上がるくらい若かった(幼かった)ころには、遠足の案内に必ず書いてあったフレーズです。
スポーツサンダル(スポサン)は、この特徴をまずもって満たしてくれています。
※参考画像(TreFacStyle)
画像を見ればすぐおわかりいただけるかと思いますが、
かかとをストラップで固定してくれる
ものがほとんどです。
※参考画像(FC2 Blog)
また、アウトソール(靴底)もこのようにスニーカー顔負けの作り。雨だろうが砂利だろうが、滑りにくさも折り紙つきです。
ミッドソールが厚めのものを選べば、柔らかい履き心地で疲れ知らず、というのも嬉しいですね。
さて、デメリットにあげた「キレイ目」コーディネートへの活用の難しさですが、
まず最近、スポサンは「定番」と言って差し支えないほどに大流行していますし、
そのおかげで「キレイ目」コーデにスポサンを合わせる人も増えているので、
「キレイ目コーデ」+「スポサン」へのハードルは下がっている
と考えて良いと思います。
男性向けファッション誌を読んでいても、
「スポサンでキレイ目コーデを適度にカジュアルダウン」
みたいな記事をよく見かけます。
少し細かいですが、「カジュアルダウン」というのは、「全体としてキレイ目ではあるんだけど、少し遊びゴコロを…」的な感じです。具体的には、今回のような「キレイ目コーデ+スポサン」とか、あとは「キレイ目コーデ+スニーカー」とかですね。バランスの取り方が難しいので、「カジュアルダウン」を狙えるようになるのはもう少し後で大丈夫です。
流行や雑誌の威力は、(実際に雑誌を読んだり、流行に敏感ではなくても)評価の仕方に絶大な影響を与えてくれるものなので、
昨今の流行から見て、キレイ目コーデにスポサンを合わせていても、
「◯◯くん、キレイ目コーデを夏らしくカジュアルダウンしてるじゃん、さすが!」
と思ってもらえる率は非常に高いと言って良いです。
といってもやはり初心者にとって、「スーツらしさ」を主な要素とする「キレイ目」コーデと、スポーティなサンダルは合わせにくいのが正直なところ。
そこでこのデメリットをできるだけ小さくするために、筆者は
スポサンは黒を選ぶべし!
という格言を読者のみなさまに送りたいと思います。
※参考画像(Love Seven 39 and Local)
画像でも、やっぱりベージュとかブルーのものより、黒一色のもののほうが落ち着いたイメージを持ちませんか?
キレイ目コーデが「スーツらしさ」だとすれば、履いている靴はほとんど「革靴」の一択ですよね。
その革靴、もちろん様々な色がありますが、一番パッと思いつくのは「黒」でしょう。
なので、スポサンも赤とか青のような派手な色ではなく「黒」を選ぶことで、できるだけ落ち着いた革靴の雰囲気を醸し出してしまおう、ということです。
「そんな程度でごまかされるもんかよ!」という方も多いとは思いますが、ここは騙されたと思って黒を選んでみてください。実際にごまかされる人はそう少なくはないものです。
さて、ここまでスポサンのメリット・デメリットを紹介してきました。
まとめておくと、
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- 履きやすくて安定度が高い。いろんなシチュエーションで活用できる
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- 「キレイ目」コーデとの相性は必ずしも良くないが、流行のおかげもあって違和感が強いわけではなくなってきた
- 違和感をより小さくするためには、「黒」を選ぶと吉!
という感じです。
ではここからは、オススメのスポサンを見ていきましょう!
オススメのスポーツサンダル
Teva
※参考画像(Teva公式サイト)
昨今のスポサンブームの中心、あるいは火付け役とも言えるのがテバ。
屋外レジャーに詳しい方や、夏フェスに頻繁に行く方は流行以前から履いておられたようですが、
それがタウンユース(街履き)でも流行し始めて、というのがこのブームの一因のようです。
そのTevaの定番モデルといえばこれ。
ごくごくシンプルで軽量。ソールも薄く見える割りに、クッション性が高いのも特徴です。
もう少しスポーティな定番モデルといえばこれ。
こちらはソールが上のものに比べるとスニーカーっぽくて、ぶ厚め。
上のものほどペタンとしていなくて立体感があるので、ホールド性も高めです。
歩いたり走ったり、よく動かれる方にはこちらの方がオススメですね。
筆者の現役スタメンスポサンも紹介しておきます。
上の二つは、足の甲が基本的に裸状態になっていましたが、
こちらのモデルは足の甲が覆われたタイプ。
二つめに紹介した「ハリケーン」というモデルをアレンジしたサンダルなので、履き心地や安定感も抜群です。
あんまり足が露出しないので、「あんまりにもサンダルっぽいのはどうもな〜」と思われる方には、オススメです!
SHAKA
※参考画像(ZOZOTOWN)
こちらは南アフリカに起源を持つサンダルメーカー、シャカ。
Tevaに比べると、少し丸っこい、コロンとした印象が可愛いですよね。
色々なモデルがありますが、総じて上の画像のようにストラップが多めなのが特徴。
それだけに足が暴れたり、少ないストラップに足が擦れて靴擦れを起こしたりしにくい(圧力が分散されるため)というのが嬉しいですね。
また、ほとんどのモデルで厚めのソールが使われているので、クッション性も高め。あと、ちょびっと身長アップという嬉しいポイントもありますよね。
そんなシャカの定番モデルをいくつか紹介します。
上の画像もこれですね。定番モデル、ハイカー。
友人とこれについて話していた時に、「なんか肋骨っぽくない?」と言われたことがありますが(苦笑)
何本ものストラップでホールド感は抜群。足の露出も少なめなので、スポサンの中では「キレイ目」コーデにも合わせやすいですね。
続いては、横向きにストラップが三本並んでいる感じ、ネオバンジー。
ハイカーに比べると「サンダルっぽい!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
最近は女性でもこのモデルを履いている人をちょくちょく見かけるようになってきました。こちらも人気モデルですね。
SUICOKE
※参考画像(JAU)
こちらは日本のメーカー、スイコック。
アッパー・ストラップのデザインという意味では、あまり「スイコックらしさ」というのは出てきていませんが、
このメーカー、とんでもない
ソールへのこだわり
を見せます。
※参考画像(バロックワークス)
聞いたことのある方も多いかもしれません。ビブラム社。イタリアに本拠を置く、世界最大の靴底メーカー。
数々の高級靴や登山靴が、このビブラムのソールを使用しています。
スイコックはビブラム社と共同開発したモルフレックス(MORFLEX)ソールを使用し、軽さ・屈曲性に優れたスポサンを販売しています。
また、フッドヘッド(足が乗っかるところ)もビブラム社との共同開発。履き心地にも気を遣ってくれるのはとても嬉しいですね。
上のteva、SHAKAに比べると高価な商品が多いですが、機能性を求める方にはまずコレ!と太鼓判を押すことのできるメーカーです。
このようにシンプルなモデルが多いですが、↓ のような面白いタイプもあります。
スポーツサンダル を使ったコーディネート
では最後に、スポサンを使ったコーディネートを見ていきましょう。
※参考画像(Dcollection)
シンプルでスッキリとしたコーディネートですね。
このブログでも繰り返しオススメしてきている黒スキニーを使ったコーディネートは、読者のみなさまも実践しやすいのではないでしょうか。
暑い時期になると、あまり「重ね着」とか考えたくなくなりますよね。画像ではブルーグレーのTシャツの下に、白いインナーを重ねているようですが、
潔く「Tシャツ1枚!」でも十分だと思います。できるだけスッキリ、シンプルにいきましょう!
※参考画像のDcollectionは ↓ のバナーからアクセスできます。
※参考画像(ARINE)
こちらもシンプル。上の画像よりも大学生らしい印象ですね。
「ジーンズ+白Tシャツ」は、女性人気も高い、夏のメンズコーデの「基本」にして「至高」な組み合わせです。
画像のモデルさんは太めのジーンズを合わせていますが、細めの濃紺ジーンズを合わせればもう少しスタイリッシュな印象を与えることもできるでしょう。
※参考画像(服速サプリ)
最後のこちらも大学生っぽさに溢れるコーディネートですね。
上半身はゆったりめのシルエットながら、ボトムスを黒スキニーにしたことでだらしない印象にならず、適度なカジュアルさを表現できています。
夏の暑い時期には「Tシャツが汗で張り付いた!」という方も多いでしょうから、少しゆったり目のトップスを合わせてみるのもオススメですね。
※ただその際には、全身がダボっとなることの内容に、ボトムスは細身 or スキニーで合わせると良いでしょう。
最後に
今回は、サンダル特集第二弾として、オススメのスポーツサンダルを紹介してきました。
全3回にわたるサンダル特集ですが、筆者が一番おすすめするのはこのスポサンです。
この夏はぜひ、スポサンで乗り切りましょう!
最終回となる次回には、「キレイめ」コーデとの相性抜群な、レザーのサンダルを特集していこうと思います。お楽しみに!
(Part 3へ続く)